Level 99 N で偶然に撮影された 断絶 の直前
断絶 とは、バックルームにおいて知られている例外階層の一つである。
前置
断絶 は存在の形態としては 出口 などに近く、本来であれば現象の発見記録として登録される項目である。だが、この現象の影響範囲は既知の全ての階層と特異的に広範であり、現在のWikiにおいても現象の詳細は生存において重要な情報の一つであるとして認識されている。
断絶 は上記の背景から周知を目的として例外的に階層登録が実施されており、放浪者に対しては事前の閲覧が極めて強く推奨されている。
概要
断絶 とはあらゆる階層同士の移動が不可能となる期間の通称である。後述する予兆が発生しない大抵の階層では脈絡なく開始されるため、放浪者はWikiに記載された"入口と出口"が使えない事でようやく気付く事が大半である。
断絶 は副次階層や例外階層を含めた全域で同時に発生し、全ての確認された"入口と出口"が閉じた上で外れ落ちる事もできない状態となる。更に閉鎖性を持たない階層では Level 0 のような完全な空間循環性が発生し、どれだけ移動しても元の地点が連続して別の地点にすら到達が不能となる。期間も数日間から数週間と長時間である場合が多く、放浪者が危険な階層や資源の乏しい階層に滞在していた場合、餓死などの致命的な事態に繋がる可能性が極めて高い。
断絶 が実際に間接的な要因となって死亡したと推測される実例は非常に多く、現在までに数百人が 断絶 の最中に音信不通となってしまった。この数百人という数は余りにも特異的で膨大な人数であり、Wiki内で「イヤな階層に行くな、通るな、留まるな」とされる大きな要因である。
改めて放浪者の各々には前述の太字部分はもちろん、道筋の安全性や自身の持つ食糧にも常に気を配る事を推奨する。
事象
断絶 は基本として、階層の"入口と出口"である対象が消失する事によって移動が阻害される。しかしながら、一部の階層では"入口と出口"に関する性質そのものが逸脱する場合もある。よって、下記のような事例が確認された場合はすぐに移動は諦め、生活計画を考えたり資源を採集するなど、生きる為の行動を最優先すべきである。
- Level 8 N のクッションが同形状のコンクリートに置換されている。
- Level 61 N 及び Level 240 N の建造物が全て不明な彫像に建て替えられている。
- Level 84 N の環境が半地下となっており、玄関を含めた全ての扉が施錠されている。
- Level 101 N の実体が存在しない。
- Level 609 N の襖が毛髪で完全に固定されている。
また、 断絶 の終了と同時にこれらの逸脱は終了する。
予兆
断絶 は基本的に脈絡なく開始するが、稀に極一部の階層では直前に報告された性質から逸脱した挙動を示す場合がある。よって、下記の様な事前の情報と一致しない不可解な挙動が確認された場合、放浪者は資源の確保や居住可能階層への移動など、何らかの方法による安全確保を推奨する。
- Level 1 N の列車が一台も停車しなくなり、通過する列車が毎分頻度まで増加している。
- Level 26 N の全ての金庫が解錠されており、騒音がほぼ消失している。
- Level 94 N 及び Levels 94.n N の人々が全く確認できなくなり、ほとんどの施設が重篤な経年劣化により機能不全となっている。
- Level 808 N 及び Level 888 N の天候が降雪となり、現象が実体を含め完全に停止している。
- Level 999 N の出口における行き先が Level 0 から現実世界となり、資源と到達報告が極端に減少している。
また、 断絶 の開始と同時にこれらの逸脱は終了する。
経緯
断絶 は全階層で移動報告がされなかった異常な期間からその存在が推測された。この記事は複数の放浪者による証言と考察を統合し、信頼のあるサイトスタッフにより作成された。
入口と出口
階層への入り方
- 断絶 は殆どの階層に影響し、開始時に殆どの放浪者が巻き込まれる。
階層からの出方
- 断絶 は数時間から数日間続き、終了時に各階層の移動が再開される。

