Level 932 N
評価: +12+x
blank.png

危険度: 2
空間信頼性: 安定
実体信頼性: 実体なし
情報提供待ち

1763901430549.jpg

Level 932 Nの小路。

Level 932 N とは、バックルームにおける 932 N 番目の階層である。

概要

Level 932 N は、無限に広がる住宅街とそれを照らす緑と赤の光によって構成されている階層である。階層内は日本の冬のような気候であり、かつ、常に夜であるためとても寒い。そのため何らかの防寒具を用意してから進入することが推奨されている。空は基本的に2から6割ほどを雲が占めており、晴れていることが多い。確認されている降水現象は降雪のみである。時たま空を見ながら進んでいたならば、降雪前、にわかに雲が集まりだして徐々に一つの壁のようになっていく様子を見ることができるだろう。積もるほどには多く、そして長くは降らないが、地面が滑りやすくなるため降雪後はより気を付けて移動しなければならない。

画像にもみられるように赤と緑の光が階層を照らしており、それらは当階層由来の人工光源から照らされている。街灯の数は特段多いわけでも、少ないわけでもないので、空間に光が占める割合では現実世界の夜道とそう変わらない。路地からさらに脇道に入ったところで街灯を見つけると、たとえそれがけばけばしい色合いのものであっても安心感を覚える程に暗いこともある。そのため、何らかの照明替わりのものを携帯しておくべきだろう。なお唯一、月のみは白く輝いているように見えるため、クリスマスカラーに飽きてきたならば光の当たらない空き地に寄って空を見上げてみるのも良いだろう。

なお、階層に進入した際にいわゆるサンタ帽をかぶっていることがある。防寒性は心もとないもののバックルーム内では貴重な帽子類であるため、他に手持ちがないのであればこの階層の雰囲気を楽しむためにもつけて探索するほうが良いだろう。

小路

1740669634013.jpg

小路。

Level 932 N の殆どを占めるエリアである。たまに空き地を見かけることはあるが、基本的には民家が所狭しと並んでいる。道幅は最も短いものでも放浪者が最低限通ることのできる広さがあり、広いものでは車がなんとかすれ違えるほどの幅がある。

光を除くと普通の住宅街とほとんど違いはない。碁盤の目のように整えられた箇所もあれば入り組んでいる箇所もあり、特に脇道では暗さも相まって非常に迷いやすい。民家はある程度目印となるが、階層の暗さや緑や赤の光のせいで見分けがつきづらいため、目印にする場合はしっかりと確認しておくべきだろう。しかしながら、補給地点となる民家は非常に多く、階層移動は外を探索することが基本となる。よって、同じところをぐるぐると回っているわけでないなら迷ってしまったとしてもあまり気にしなくて良いだろう。また、全体的に平坦であり、上り坂があったとしてもあまり長くなく、ある程度歩くとそれを打ち消すような下り坂を見かけることになるだろう。

ここでは何の物資も得ることができない。自転車はたまに壁へと立てかけられているが錆びているうえに鍵がかかっており、植木鉢も路傍によく置かれているが実が生るほどは育っていない。イルミネーションのような気分を変えてくれるようなものも見つからない。そのため、ほとんどの放浪者が民家に入るという選択をとる。

民家

1738681830177.jpg

Level 932 Nの民家内部。

この階層において放浪者が道行く先々で出会うことになる建物である。種類は日本の古民家のようなものから現代式の新しい建物まで様々であるが、そのすべてが一軒家である。外観は表札がないことを除き現実世界のそれと異なったところは見られない。内部は外で見られたような赤と緑の光が空間を支配しているが、それ以外はこちらもこれといった差異は見られない。扉は施錠されておらず、ガスや水道などのインフラが機能しているうえ家具や最低限の日用品も存在するため一時的な滞在には最適である。

冷蔵庫や戸棚にはいくつか食料が存在する。冷蔵庫ではケーキや骨付きチキンなどが安置されているが、ごく少数であり野菜や生肉などは置かれていない。その一方で戸棚にはカップ麺などの保存のきく物がそれなりに置かれている。

Wi-Fiはそれぞれの民家に一つは存在する。SSIDは英数字と記号で構成されており、殆どのものは鍵がかかっている。それらのPasswordは一切わかっていないため、少数の鍵のかかっていないものを見つける必要がある。なお、そのようなWi-Fiに接続すると、現実世界の様々な店舗から実際に配信されている、クリスマスの安売りを知らせるメールが数個、一斉に届く。

大通り

小路を探索していると目の前の空間が開き、大通りに出ることがある。放浪者が出た小路に対して垂直に片側一車線ずつの車道が伸びており、どちらの方向にも恐らく無限に伸びているものと考えられている。しかしながら、大通り同士が交わっていたという報告は今までされていない。

両端にはレンガで作られた歩道があり、一定の間隔で街路樹が植えられている。これらも赤や緑の光で照らされており、小路よりも街灯が多いことや大通りにのみ存在する信号機からも光が発せられていることから、空以外のすべてが光に満たされていることもある。黄信号は見つけることができず、自動車用信号機では三つすべてにおいて青あるいは赤を灯していることも少なくない。

また、広い間隔で規則的に町内放送用のスピーカーが置かれている。ほぼすべてのスピーカーからクリスマスに関連した音楽が流れている。「ジングルベル」や「きよしこの夜」といった民謡が主であるが、そのほとんどが替え歌であり、子供が考えたようなものから「The Red Flag1」といった歌まで様々なものが流れている。それらの放送が途切れることはなく、何か一曲が永遠に流れ続けている。また時々、同じ曲ではなく元の替え歌をさらに替えたものが間に挟まることもある。音量は特筆して大きいわけではなく探索の厭な気分を紛らわすのに使えるぐらいである。

通常コンビニの一つや二つあるほどの距離を歩いたとしても、民家と音楽があるだけであり小路とそう大きくは変わらない。そして、大通りの随所に脇道が存在し、そこから再度小路にそれることができる。

備考

  • 上空を飛行機が飛ぶことがあるという報告がある。特に放浪者に影響は及ぼさないとされているが、詳細は不明である。この階層のほかの物体と同様に、赤や緑の光を航空灯であろうものから出しているのが確認されている。また、 Level 138 N のような飛行機内部がメインの階層から Level 932 N らしき街が見えたとの報告はない。
  • Level 932 N から現実世界に帰還したという例が一件存在する。その放浪者によると画像のような白い光に満たされた部屋を民家で見つけ、侵入したところ放浪者が住んでいた家に帰還していたようである。帰還した時期は放浪者がバックルームに外れ落ちた年の12月25日であったと報告されている。
1738682128577.jpg

放浪者が帰還直前に撮ったとされる写真。

入口と出口

階層への入り方

  • Level 575 N を夜間に探索していると見つかることのある、真っ暗な道の向こうに赤と緑の光が見える小路を進むと Level 932 N に到達する。
  • Level 312 N に存在するホールケーキを食べ進め、残りが8分の1ほどになると突如として Level 932 N へと外れ落ちる。
  • Level 931 N の景色が Level 291 N に移り変わってゆく最中に見つかることのある、ハロウィンの装飾がされていない代わりにクリスマスのリースを玄関に飾っている家屋に入ると Level 932 N の民家内部にたどり着いている。

階層からの出方

  • Level 932 N において稀に見つかる、青色の光を出す街灯を見つけ、その光のみを視界に入れた後、周囲を見回すと既に Level 337 NLevel 34.2 N に変わっている。
  • Level 932 N において、繁華街のような見た目をした場所に近づくと徐々に活気がでてきて、やがて Level 11.12 N へ到達する。
  • Level 932 N 内に存在する民家の中で白い光で満たされた部屋を見つけ、侵入したところ、 現実世界 に帰還していたとの報告が一件ある。詳細は備考項を参照。

特に明記しない限り、このページのコンテンツは次のライセンスの下にあります: Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 License