Level 845.1 N

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危険度: 3
空間信頼性: 不安定
実体信頼性: 実体なし
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Sake-1

Level 845.1 N で撮影された最も新しい画像。

Level 845.1 N とは、バックルームズにおける Level 845 N の副次階層の一つである。

概要

Level 845.1 N は、居酒屋やスナックなどが詰まった雑居ビルの階段同士が無尽蔵に分岐と合流を繰り返す階層である。年季を感じさせる隘狭な階段は冷え切っており、居酒屋の向こうから酩酊した談笑が響き込んでいる。意を決して居酒屋の扉を開けても先程まで見えていた人影や店内は幻の如く消え失せ、意匠や構造が異なる別の階段に通じているだけである。主階層とは異なり扉を通過しても酩酊感を覚えることはないものの、ほとんどの階段が急傾斜であるにもかかわらず壁に手すりらしい手すりが付けられておらず、踊り場も成人男性が1人やっと立てる程度の広さしか存在しない。故に転倒すれば階段を転がり落ち、頸椎損傷や脳挫傷などの致命傷を負うリスクが高い。

暗い階段

扉同士を繋ぐ階段は基本的に蛍光灯や提灯で照らされているが、時折照明が機能していない真っ暗で寂れた領域に遭遇する場合がある。このような領域では床材のひび割れや壁面の塗装剥げが通常よりも激しく、通行には光源が必須であり通常よりも注意が必要である。埃っぽく不衛生なばかりか、壁から電線が露出していたり配線器具が錆びて破損していたりするので壁に手を添えて歩くのも非推奨である。

Sake-05

暗闇は底知れない。

稀に重厚な鋼製扉が暗い階段を封じている時があり、重い扉に体重を掛けて開ければ、登っていた時にしろ降っていた時にしろ普段の暗い階段と比べて遥かに長い暗闇が広がっている。入口に立って最奥を覗き込んでもほとんど何も見えず、光源で照らしても無間の深淵に吸い込まれるように奥まで照らすことは叶わない。この領域を奥まで進んで探索したという報告が1件も存在しないので失踪の危険性を考慮すれば深入りは厳禁であろう。

居酒屋

主階層と同様に居酒屋を筆頭とした多様な飲食店が軒を連ねており、居酒屋付近では立て看板やポスターが具体的なメニューとアルコール飲料を喧伝する。居酒屋はそれぞれが固有の名称を持っており、基本的には「一般的な居酒屋の店舗名」から逸脱しない点も主階層と変わらない。路地に居酒屋が立ち並ぶ主階層と比べて細長く換気の悪い閉鎖的な空間なので、扉から漏れ出る食欲を刺激する料理の匂いと酒気が混じり合ってそこら中に充満している。空腹の胃を容赦なく唆られ精神的苦痛を強いられたという報告が後を絶たない。

エレベーターホール

照明が機能しない領域とは対照的に、時折見られるエレベーターホールは通常の階段と比べてもより明るく広々としている。

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Level 845.1 N のエレベーターホールを写した画像の一例。

この空間は当階層内で稀な横になれる場所であり、ここ以外での就寝は難しい。エレベーターはボタンを押せばすぐに自分の元まで到達して乗場扉も開くが、その中にカゴは無く階段が続いているのみで本来の機能を果たしているとは言い難い。エレベーターホールの通路には偶に物品が落ちている場合がある。現在までに、ポイントカードやレシート及び小銭だけが中身として残る長財布、消費済みの食前胃腸薬や睡眠薬のPTP包装シートがそれぞれ数例報告されているが、いずれも有用な物資ではない。

店舗

Sake-3

階段側から伺える Level 845.1 N の店舗。

暗い階段の壁面に偶に窓が設置されている場合があり、内部には閉店後の居酒屋を僅かな照明が照らし出している光景が見られる。現在まで当該店舗に該当する扉1は発見されておらず、侵入には窓を開けて乗り込むしかない。店内は宴会後の居酒屋を片付けずにそのまま閉店させたような空間であり、テーブルの上には食器が散乱している。カシスオレンジが注がれたコップは氷が融け残っているだけであり、皿には焼き鳥の串とタレだけが残っている。腐敗しておらず摂食しても問題ないので、糊口をしのげる程度だが当階層において唯一の食糧源なので摂取すると良いだろう。なお、店舗内の冷蔵庫は動作こそしているが空っぽであり蛇口を捻っても水が出ることはない。

備考

  • 主階層と比べて居酒屋の内側から聞こえる談笑の内容が聞き取り辛く、呂律の回ってない支離滅裂な会話や怒号混じりの論争が聞こえることがほとんどである。それに恐怖を覚える放浪者もいる。

入口と出口

階層への入り方

  • Level 845 N で"赤い無地の看板"を掲げる居酒屋の扉を通り抜けると、 Level 845.1 N へ到達する。
  • Level 31 N の通路で、極稀に上へ通じる隘狭な階段を見つけることがある。この階段を登っていくと次第に上方から談笑が響き始め、酒気が鼻を掠めるといつの間にか Level 845.1 N の階段を登っている。
  • Level 129 N で「新橋」と記載された通行券を該当する地名のインターチェンジの自動精算機に通すと、Level 845.1 N に到達する。
  • Level 616 N において、ビールを広告する水着姿の女性が写ったポスターにある電話番号へ電話を掛けると、Level 845.1 N へ到達する。

階層からの出方

  • Level 845.1 N で他階層から持ち込んだ酒類を飲み酔って眠りに落ちると、 Level 1 N のホームに寝そべった状態で目を覚ます。
  • Level 845.1 N で暗い階段の踊り場に放置されたサインランプに触れると、 一瞬の視界のちらつきを経験した後に Level 77 N の河川敷にある点灯したぼんぼりに触れている。
Sake-4

消灯したサインランプを撮影した画像。

  • Level 845.1 N の店舗内で飲み残されたグラスを掲げて「乾杯」と発言すると、 Level 574 N の和室内部に到達する。
  • Level 845.1 N で屋内にも関わらず雪が薄く積雪している階段を降りていたら滑って転倒してしまい、そのまま階段に外れ落ちる形で Level 909 N の露天温泉の湯船に落下したという報告がある。
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