Level 722 N とは、バックルームにおける 722 N 番目の階層である。
概要
Level 722 N は、3メートルほどの高さの木や背の低い草、粗くて細かい石が地面に散在する空間である。その性質上地面は平らではないはずだが、まるで摩擦があまりはたらいていないかのように、平らな地面を歩くのと同程度の力で歩くことができるという。空気には砂埃などは舞っておらず、非常に清潔である。時折ハム音のような音が鳴ることがあるが、とても小さく、かつ不明瞭である。この音の発生源は不明である。
空にはたった一つの球が浮かんでおり、放浪者の間では「太陽」と呼称されている。太陽は放浪者の真上から大きな存在感を放っており、放浪者が空を視界に入れている限り、視界上部に位置し続ける。階層には太陽や空の変化によって「昼」、「夜」、「朝」の3つの状態が存在し、それによって階層の様子が変化する。状態の変化はその順番で起こり、それぞれの状態は6時間ほど持続する。
昼
「昼」の階層の画像
最も過ごしやすい状態である。空は紫色であり、白い太陽は桃色の光を周りに放っている。気温は約23℃、湿度は約50%と、滞在に向いた環境である。乾いた枝からは、それに似合わない潤いのある葉が垂れている。枝の一部の外部から付着したような青い部分はいわゆる日焼けのようなものであると考えられており、軽微な有毒性も確認されている。しかし、直接長時間触れ続けなければ大きな害はなく、短時間ならせいぜいかぶれる程度である。
6時間ほど経過すると太陽の色彩が突然赤みを帯びはじめ、「夜」に変化する。
夜
「夜」の階層の画像
やや過ごしにくい状態である。空は黒く、白い太陽は赤色の光を周りに放っている。気温は約28℃、湿度は約70%であり蒸し暑く、放浪者に不快感を起こさせる。この状態のときの木に生えている葉は非常に美味でかつ無害であることが知られているが、食べると体が急激に重くなり、次に階層の状態が変化するまで動けなかった、という事例も多く報告されている。なお、美味であるのは木に生えた状態の葉のみであり、既に落葉したものについては味は 現実世界 のものと同じであったという。この状態の階層内には肉の焼けるような匂いやコーヒーのような匂いが漂っているという。
6時間ほど経過すると太陽の色彩から赤が抜けはじめ、「朝」に移行する。
朝
「朝」の階層の画像
やや過ごしにくい状態である。空は紫色であり、白い太陽は桃色の光を周りに放っている。気温は約15℃であるが、霧が発生しているため湿度は100%に近い。霧の水分は清潔であるため摂取可能であるが、肌寒い空間となるため、防寒装備が必要である。この状態の太陽が最も小さく、木や草はその他の状態よりも萎れているように見える。石の中には陶器やガラスの破片も混じるようになるが、有用性はほとんどないだろう。なお、この石に交じった貝殻には僅かな栄養素が確認されているが、摂取は全く推奨されない。
6時間ほど経過すると太陽の明度や彩度が急激に下がり、「昼」に変化する。
備考
階層の状態の変化は、約10秒に渡って空や太陽の様子が遷移することで行われるが、このときの空間は不安定であり、意図しない外れ落ちが多発することになる。
入口と出口
階層への入り方
- Level 304 N でマシュマロの上に稀に存在しているチョコレートでできた小さな木のオブジェクトを引き抜くと、 Level 722 N に到達する。
- Level 564 N の空に白い球体が一瞬浮かぶことがあり、それから放たれる強い光を視認すると Level 722 N に到達する。
- Level 721 N で赤や紫に光る天球儀に触れると、 Level 722 N に到達する。
階層からの出方
- Level 722 N の状態が「昼」から「夜」に変化するときに外れ落ちると、Level 723 N に到達する。
- Level 722 N の状態が「夜」から「朝」に変化するときに外れ落ちると、Level 720 N に到達する。
- Level 722 N の状態が「朝」から「昼」に変化するときに外れ落ちると、Level 85 N に到達する。

