Level 72 N のメインストリートの写真
Level 72 N とは、バックルームにおける 72 N 番目の階層である。
概要
Level 72 N はガラス天井越しに日差しが差し込む真昼のショッピングモールのような空間が、空きテナントと共に延々と続く階層である。階層内は適温で湿度が低いため過ごしやすく、基本的な生活設備や物資も存在するので後述する1点を除けば放浪者の居住に適した階層であり、少数の放浪者がここで居住を選択している。
Level 72 N はメインストリートと思われる幅を持つ道が限りなく続いており、両側にテナント、及び店が立ち並ぶ形態を取っている。メインストリートは途中で曲がることもあるが、分岐することはなく、一本道として続く。
階層内のメインストリートでは、時折ベンチや、清掃中であることを示す看板1、ゴミ箱、案内板、小規模なキッズスペース、仮設トイレなどが存在している。これらの設備は清掃中の看板を除き特段放浪者にとって注意が必要なものではなく、特にベンチやゴミ箱は放浪者にとって非常に有用である。しかし、その他の設備はあまり有用ではなく、案内板には"2Fのフロア情報"が記載されているが、その内容は全てでたらめであり、案内板の周辺に記載された内容のエリアが発見されたことはない。
Level 72 N を探索していると、吹き抜けから1F部分を見下ろすことができる。しかし、現時点において1Fに降りるための設備は発見されておらず、事実上1Fに到達することは不可能である。無理やり手すりをよじ登りそこから飛び降りれば1Fに到達することも不可能ではないと思われるが、これまでに実践された例はなく、1Fに未知の脅威が潜んでいる可能性も否定できないうえに、飛び降りるのは非常に危険な行為なのでするべきではないだろう。
当階層の1Fは、2Fから確認された例しかないが、2Fと比べるとほとんど情報がない。大まかな構造は2Fと類似しており、テナントらしきものが立ち並んでいる点も共通しているが、殆ど照明が存在せず、2Fよりも明らかに暗い。
1Fには時折、2Fには見られないような規模の大きな構造物が存在していることがあり、3mほどの高さまで水を吹き上げる噴水や、2Fに届くほどの高さの木、底が見えない直径5m程度の穴2などが発見されている。
また、2Fと大きく異なる点がもう一つあり、2Fはテナントに立ち入りすることを除けばメインストリートは一本道であり、分岐することはないが、1Fのメインストリートは枝分かれしており、テナントとテナントの間に細い道が伸びていることがある。これらの細い道は天井からの光が届かないため先が完全な暗闇となっており、その先がどのような空間になっているのかは一切知られていない。
テナント
Level 72 N のテナント内部の写真
Level 72 N にはテナントが立ち並んでおり、それらの大多数は侵入可能かつ物資が入手可能である。しかし、複数の懸念事項があるため、 侵入には念には念を入れて気をつけるべきだろう。
テナント内部の横幅は外見と一致しているが、奥行きは明らかに現実世界における一般的なショッピングモールのテナントと一致しておらず、いかなるテナントも最低でも数百m3以上の長さを持っていると推測されている。しかし、有用な物資が存在するのは主に入り口付近のため、深く立ち入る必要性はない。
テナントの入り口付近には複数の商品棚のようなものが存在しており、その中に有用な物資が確認されている。物資は主に食料品、飲料であり、スナック菓子、カップ麺、2L前後のボトルに入った水などが置かれている。これらは現実世界で売られているものとはパッケージが一致しないが、味などは問題ないため摂食可能である。また、重要な点として光源を持っていない場合は、入口付近でもあってもほぼ真っ暗である。そのため、暗所が苦手な場合は侵入せずに速やかに出口を探したほうが良い。
テナントの更に奥へ進むとやがて商品棚は見られなくなっていき、ただ延々と床に少しものが散らばった一本道のようになっていく。また、奥へ進めば進むほど、未知の作用で空間に光が吸収されていくため、光源を持っていてもそれらの光源は徐々に減衰4し少しずつ暗闇へ近づいていく。具体的には、およそ20分ほど奥へ歩き続けると、どのような強力な光源を点灯していてもその光を目で認識できなくなり、完全な暗闇になると言われている。この辺りまで進むともはや自分の身体すら目視できなくなり、さらに、床にある程度のものが散乱しているため足を取られやすく極めて危険である。ここから正しい方向に引き返す5ことができればそのまま戻ることは可能であるものの、正しい方向を覚えていない状態でそのまま先に進んだ場合どのような事態になるのかは一切判明していないため注意が必要である。
実体
Level 72 N に実体は確認されていない。なお、テナントや1Fの暗闇に何かが潜んでいるといった噂が放浪者間で共有されることがあるが、現状、証拠や根拠となる情報は存在しない。
備考
信頼性の低い情報ではあるが、Level 72 N 内でエレベーターを発見したとする報告が3件存在する。それらの報告はいずれも、『エレベーターを発見したタイミングで誰も乗っていないにも関わらずひとりでに扉が開き、試しに搭乗した。中を確認すると、20個前後あるボタンに書かれている文字が全て「3」であった。6』といった内容である。このエレベーターが実在するかは不明であるが、もし仮に Level 72 N でエレベーターを発見したとしても、搭乗を避けることを推奨する。
現時点で、当ウィキでは Level 72 N における失踪者などを確認してはいないものの、不確実性の高い当階層において失踪につながる危険な要素が存在しないとは限らないため、このような特異な事象には常に注意しておくべきだろう。
入口と出口
階層への入り方
- Level 68 N の扉をノックすると、 稀に Level 72 N に到達することがある。
- Level 135 N で発見される自動ドアは Level 72 N に繋がっている。
- Level 343 N の7階を歩いていると、ガラス天井の上に一区画だけ夜空ではなく青空が広がっており、その区画のみ、空から光が射し込んでいることがある。その区画の真下に進むと Level 72 N に移動することがある。
- 晴れた屋外の階層で、建物に進入した際にそこが Level 72 N であったとする報告が複数件寄せられている。このとき、 Level 72 N に進入したことに気づいて振り返っても、そこには進入元の階層はなく、暗所へと続くテナントが存在している。
階層からの出方
- Level 72 N の一部の扉は、 Level 357 N に接続されることがある。
- Level 72 N で木でできた柱に外れ落ちると、 Level 75 N に到達する。
- Level 72 N を進んでいると極稀に、突如として建物そのものが途切れて外へと直接繋がっている出口のような場所を見つけることがある。出口の先は草原となっており、奥には必ず都市のような建物群が草原の中に1つ存在し、出口から都市へと向けて一本の道が続いているのが見える。ここから、Level 72 N を脱出すると Level 536 N の草原の中の一本道に到達する。

