Level 707 N

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⚠️ コンテンツ警告

危険度: 2
空間信頼性: 安定
実体信頼性: 中立
情報提供待ち

Necro-Beauty

実体の存在しない手術室。

Level 707 N とは、バックルームにおける 707 N 番目の階層である。

概要

Level 707 N は、白を基調とした近未来的な病院に手術室、病室、トイレ、オフィスといった空間がモダンな意匠のインテリアや廊下を挟みながら水平方向へ無数に詰め込まれた様相を呈する階層である。緩やかに波打ちながら空間を仕切る白い壁と直線的に空間を区切るガラスが交わりながら、どこまでも部屋が連なっている。後述する実体が存在する部屋を除けば、どの部屋も使用した痕跡すらなく埃も一切確認できない異様なまでに清潔で新品同然の状態である。階層内で常に稼働している強めの冷房によって薄着だと体調を崩してしまう点を除けば、実体の危険性もなく有用な物資の確保も容易で比較的安全な階層である。ただし、階層内で確保可能な飲食物は摂取しても健康面ではほぼ無害だが、放浪者に対して精神的苦痛を引き起こす可能性が高く、出来る限り階層外から持ち込んだ食料を摂取すべきである。理由は後述する。

手術室

階層内で最も頻繁に確認される部屋。手術室内のホワイトボードに書かれた顔や乳房などの手術予定図1から鑑みるに、通常の外科用手術室ではなく美容外科用の手術室だと考えられている。実体のいない手術室は消灯した無影灯も相まってどこか殺風景であり、手術用医療機器は電源が入っていないまま放置されている。稀に電源の入っている機器があっても、画面は無意味にPCのデスクトップやカラーバーを表示するのみである。このような手術室は有用な物資が皆無であり、重厚な金属製の両開き扉を苦労して開けても基本的には徒労に終わる。

一転して、実体が手術台の上に置かれた手術室は、どこか騒々しいとも形容すべき場違いで異様な雰囲気が漂う。天井のスピーカーからは川のせせらぎや森林のざわめきなどのヒーリングミュージックが絶えず流れ、電源の入った心電図モニターは心停止状態を示すアラーム音を常にけたたましく鳴らし、煌々と光る無影灯は手術室を過剰なまでに明るく照らし出している。このような実体が存在する手術室の医療用キャビネットには通常のそれと異なり多数の医薬品(鎮痛剤、解熱剤、抗生剤、睡眠薬など)が収納されているため、バックルームを探索する際の貴重な資源として確保すべきであろう。

なお手術室にのみ確認される窓に掛かったグレーのブラインドを上げても、そこにあるのは窓ガラスではなく破壊不能な強度を持つ巨大な鏡面だけである。

病室

Silent-Beauty

実体の存在しない病室。

階層内で偶に発見される部屋。病室には必ず2台のベッドが置かれ、天井の青い照明が空気を優しく照らしている。部屋全体から穏やかで澄んだ柑橘系の香りが漂い、柔らかなマットレスを備えたベッドで寝れば快眠を得られたという放浪者からの報告も多い。ベッドの上に実体が存在する場合、先ほどの手術室と同じように心電図モニターは心停止のアラーム音が常に鳴り響いている。また実体がいる場合はベッドの上に食べ掛けの病院食が放置されていることが多いが、後述するように摂食には一定のリスクがある点に留意すべきである。

トイレ

Dried-Up-Vessel

誰もいないトイレ。

階層内の廊下を進んでいると偶に到達する突き当りにあるトイレ。六角形のタイルが敷き詰められた床に、個室の扉が非常にカラフルなのが特徴的で、恐らくは個室によって固有の色彩を持つと考えられている。天井のスピーカーから流れるリラックスを促す雨の音に反して、個室や手洗いには水道が通っておらず水分確保の場所として利用することは出来ない。個室からは匂いに敏感な放浪者は吐き気を催してしまうほどの、消臭剤のような人工的なハーブの匂いが強烈に立ち込めている。しかしながら、これらの個室には稀に飲みかけの瓶入り乳酸飲料水が床に転がっている場合があり有用である。無論、この飲料も同様の危険性を有しているので不用意に飲用することは控えた方が良い。なお、手洗いには液体石鹸の代わりに消毒用アルコールが設置されているので、水が無くても手を清潔に保てる点は安心するとよいだろう。

オフィス

Monochrome-Enclosure

誰もいないオフィス。

壁に飾られた不思議なオブジェや床に置かれた謎のインテリアに気を留めながら廊下を歩いていると、薄っすら白く曇ったガラスで区切られたオフィスが集合した区域に偶に遭遇する。決まって1脚の白いデスクと数脚の椅子しか見当たらない、オフィスとして最低限の要素から構成されている。鳴り続ける電話のコールが気になり受話器を取ると、女性の声で何かを依頼しているような内容の音声が聴こえてくる。その声は放浪者に対して反応を示さず、事細かに彼女の希望を述べているようだが、こちらの声が聞こえていないためか内容2に関しては釈然としない。どの部屋にも壁に必ず設置されたテレビの電源を付ければ、恐らく当階層の各所を監視カメラで監視していると思われる16個に分割された画面が映る。数体の実体も監視されているようだが、当階層で監視カメラを見たという報告例は今のところ上がっていない。

実体

死体

手術台の上やベッドの上でよく発見される。白い手術用ドレープを掛けられた、若い女性の死体であり、衣服は着用していないようである。放浪者の間では「死体」と呼称されるものの、触れば人肌を感じ、死後硬直も見受けられない、まるで寝ている人間にも見える。だが、ある放浪者によれば瞳孔も完全に開き切って、胸に耳を押し当てても鼓動は聴こえず、脈を測っても無かったという。

これは「死体」なので物品に分類すべきであるという旨の議論もかつて起きたが、現在は中立的な実体であるというのがバックルーム・ウィキの見解である。階層中に死体が転がっているという事実に恐怖を覚える放浪者もいるであろうが、無害なのでどうか安心して頂きたい。なお、Level 707 N 内で多数見られる死体は同一人物の死体と考えられており、体格や人相は無論ホクロの位置まで完全に一致している。

物品

食事

階層内の実体がいる病室で普遍的に確保可能な点滴や病院食。どれも途中まで消費されたような痕跡がある。点滴はやや薄い濃度の生理食塩水であり、病院食はさいの目切りされた数種の野菜ゼリー盛り合わせである。これらは摂食しても健康被害はあまりないようである。しかしながら、健康被害とは別にこれらの物品を消費した放浪者の多くが耐え難い性的興奮3を訴えており、凡そ6時間は自ら発散しようにも効き目が薄い極度の興奮状態が続くようである。この興奮状態は致命的なものではなく、階層内の実体を用いれば容易に解消自体は可能である。しかしながら、この解消方法は多くの放浪者に良心の呵責を苛むものであり、出来る限り当階層の飲食物を摂取するのを控えるべき理由である。

備考

  • Level 707 N の実体がいる手術室ではキャビネットから数枚~数十枚の患者のカルテが見つかる場合がある。実体の同じ顔写真がどのカルテにも貼られている点以外は、美容外科的施術の内容や氏名欄などの情報は全くもってデタラメである。ある放浪者が、「自分が幼い頃に蒸発した母親と同じ名前と情報が一致するカルテを見つけた」という報告をしているが、これが単なる偶然なのかは定かではない。
  • Level 707 N の廊下では女性の肉体をモチーフとした絵画や謎のオブジェが飾られている場合がある。それらの作品から見て取れる表情や体格が実体のそれと酷似している点から、階層内の実体がモチーフの芸術品なのではないかという真偽不明の噂が囁かれている。
Blue-Exit

誰もいない自動ドア。

入口と出口

階層への入り方

  • Level 256 N で「5」と書かれたオレンジ色の非常扉に侵入すると、Level 707 N に辿り着く。

階層からの出方

  • Level 707 N で極稀に見付かる青い扉の自動ドアを通り抜けると、 Level 919 N に辿り着く。
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