Level 600 N の最も有名な写真。
Level 600 N とは、バックルームにおける 600 N 番目の階層である。
概要
Level 600 N はあらゆるキッズスペースを継ぎ接ぎにしたような空間である。この階層は全体でも数十メートル四方の壁に囲まれた有限な空間であり、またその中のキッズスペース同士の境目にしばしば存在する壁によって空間が形成されている。空間内はキッズスペースに対応した天井に存在する蛍光灯によって照らされており、その色味はそれぞれ異なるが、なぜか天井の高さだけは全てにおいて同じであるようである。
空間内は気温については概ね快適と言えるが、湿度については「極度に乾いている」「極度に湿っている」の2種類の報告がほとんど同数存在しているため、その詳細はよく分かっていない。ただし、「快適である」という旨の報告は存在しないため、湿度については場所や時間などの要因によって変化する、というのが最も有力な見解である。
空間内はヨーグルトのような匂いで満たされている。この匂いは放浪者に安心感を与えると同時に、極度に湿った、もしくは乾いた環境下においてはむしろ不安を煽る要素となっている。壁や床に鼻を近づければ、この匂いをより強く感じることになるだろう。
別の場所の写真。
空間内には大きめの遊具やおもちゃが散見されるのみで、絵本などの小物は発見されない。それどころか、棚の中などは全て持ち去られたかのように完全に空になっている。また、現実で窓のような機能を果たすはずの場所は全てカーテンで覆われており、それをめくってもほとんどは他と変わらない壁であったなど、子供向けのカラフルな装飾をもってしてさえ、殺風景と言わざるを得ないだろう。
しかし、その中で存在感を放っているものがぬいぐるみである。これらはライオンやサメ、キリンなどの現実に存在する動物をモチーフにしたものであり、親しみやすい雰囲気を放っている。階層内で遭遇する頻度こそ少ないが、それらは壁に寄りかかっていたり、玩具を手の中に収めていたりとまるでそこで実際に遊んでいるかのような行動が確認できる。
また、それだけでなく、ぬいぐるみは大人用の服や日持ちのする食料、水などを抱えていることも多い。大抵は使い古されたように見えるが、それでも問題なく利用が可能な状態である。
一般的なぬいぐるみのイメージ。
階層の効果について
この階層では、階層に存在するぬいぐるみの足や尻尾などを持ちながら、そのぬいぐるみの頭部を前方の地面に擦りつけて進む、つまり、ぬいぐるみが一度でも触れた状態の地面を通ることが必要不可欠であり、それをせずに探索した放浪者はほとんどが失踪することが知られている。なお、階層に侵入したばかりの放浪者の足元にも同様のぬいぐるみが転がっていることが知られており、これによって無防備な時間が存在することは避けられている。
ぬいぐるみを引き摺り続けていると、何かが燃えているような臭いとともに煙が発生したり、そこからさらに段階が進むと腕や足などの構成部品が外れてしまう。その場合、安全性が担保できなくなるので階層から新しいぬいぐるみを見つけ、そちらに切り替えるべきである。放浪者は階層から出るまでに、平均して3~4体のぬいぐるみを消費することが知られている。
多くの放浪者はこの動作を行った際に、目視では確認できないような地面の凹凸が、ぬいぐるみの重みでゆっくりと潰れていくような感覚を報告している。なお、この感覚を多く体験した場所においてはぬいぐるみの損傷が激しくなるようであるが、この2つの事象の関連はよく分かっていない。
入口と出口
階層への入り方
- Level 243 N の実体から友好的な行動をされた場合、 Level 600 N に外れ落ちる。
- Level 414 N でガラスが割れた筐体に触れると、 Level 600 N に到達する。
- Level 599 N でカラーボールが大量に投げつけられた部屋に侵入すると、 Level 600 N に到達する。
階層からの出方
- Level 600 N のカーテンを開けると、以下の写真のような風景が見えることがあり、数秒後には Level 601 N に到達している。
カーテンを開けた際に見える景色の一例。

