放浪者の間で最も良く知られた Level 534 N の「広場」部分の画像
Level 534 N とは、バックルームにおける 534 N 番目の階層である。
概要
Level 534 N は、現実世界 の公園に酷似した空間である。この階層は常に夜間であるものの、階層内に点在する街灯によって大部分を照らされているため、視認性は確保されている。湿度は約60%であり、気温は約18度である。自分以外の放浪者と遭遇することのできる、数少ない階層でもある。
この階層には、他階層から持ち込まれた物品などが目を離した隙に消失するという現象が存在するが、物品を置いてもこの現象の影響を受けない場所がいくつか確認されている。
階層内には「広場」部分と「外周」部分の2種類のエリアが存在している。
広場
直径20メートル程度の円形の空間であり、芝生の地面から構成された有限の広さを持つ安定した空間である。その周りには後述する物品や階層移動のための出口、「外周」部分などが存在する。
この空間の中央には滑り台などを備えた複合型の大きな遊具が存在している。遊ぶことは可能であるが、この遊具で遊んでいると異様な発熱や自身が5歳前後の子供と一緒に遊んでいるような幻覚や、放浪者に「あと10分で太陽が昇る」と感じさせる精神影響などが起きるようになる。これらの症状は遊具で遊ぶことをやめることで収まり、放浪者のその後にも影響を及ぼすものでもないため、探索に疲れたら遊んでみても良いかもしれない。
遊具の隣には 四阿1 が存在し、そこの机や椅子の上に置かれた物品は、前述した物品が消失する現象の影響を受けないことが確認されている。
外周
「外周」の画像
「広場」部分と生け垣を隔てた先に存在する空間である。幅1メートル程度のコンクリートで舗装された円形の小径が延々と続く非ユークリッド空間である。小径の両端には高低2種類の街灯や枯れ木などが存在し、道を外れて「広場」部分と反対側の方向に向かうと、Level 55 N へと外れ落ちる。
また、「外周」部分のさらに外側には工業地帯と思しき景観が広がっており、一般住宅や工場などを見つけることができるが、その場所に近づこうとすると階層移動が発生してしまうため、未だその景観が何であるかは解明に至っていない。
温度や湿度などの環境条件は「広場」部分と同じであることが知られているが、「無風であるにも関わらず、風が不気味に吹く音が聞こえた」や「空気が温かいのに妙な寒気を感じた」といった報告が相次いでいる。
物品
自動販売機
自動販売機とゴミ箱が写った画像
「広場」部分の一角に存在する、写真のような自動販売機2台である。飲料のボタンを押すと、通常の手順を踏むことなく数十秒後に受け取り口に該当の飲料が出現する。そのため、多少手順は異なるものの硬貨を使用することなく利用することが可能である。
自動販売機内の飲料は全て 現実世界 に存在するものであり、それらは全て無尽蔵であると考えられている。また、これらの飲料も前述した消失する現象の対象である。2
また、あくまでも無尽蔵であるのは飲料のみであり、食料が補給できないことによる慢性的な栄養失調には注意すべきである。
入口と出口
階層への入り方
- Level 133 N に存在する滑り台を滑り終えると、 Level 534 N に到達する。
- Level 256 N においてカラフルな滑り台が出現することがあり、それを視認すると Level 534 N に到達する。
階層からの出方
- Level 534 N の「外周」部分の更に外側への移動を試みると、 Level 55 N に到達する。
- Level 534 N の「広場」部分に存在する階段を登ると、 Level 13 N に到達する。
Level 13 N へと続く階段が奥に写っている。

