物資を浪費しないでください
もしあなたがLevel 520 N でこの記事を読んでいるのならば、できるだけ物資を近くの小屋に集めてください。この階層から脱出するためには数週間小屋の中に籠る必要があります。
寒さを凌げる衣類があれば外に出て物資を探すのも手ですが、失踪の可能性があるためおすすめできません。
Level 520 N の秋の写真。
Level 520 N とは、バックルームにおける 520 N 番目の階層である。
概要
Level 520 N は、整備が行き届いていない山々がほぼ無限に広がる階層である。山には簡易的な道があり、それに沿って進む限りは安全に移動できる。尾根や渓谷は緩やかで視界も良く、後述の小屋を探しやすい。ただし、少し湿った紅葉がかなり落ちているので転倒には注意すること。稀に小屋や畑が見つかることがあり、そこには食料や燃料が存在する。それに加え、この階層に到達した時点での気温・湿度は快適だと思える程度である。また、この階層に昼夜のサイクルはなく、常に昼のような明るさである。これらの情報から一見すると安全な階層に見える。
しかし、時間が経つにつれて環境が放浪者にとって危険なものに変わり、出口も後述する「秋」の状態では見つからないことなどから、上記を考慮しても出口が出現するまで生存することは困難であるため相対危険度評価は5と評価されている。そのため、この階層に移動してしまうような行動は避け、もしこの階層に移動してしまった場合にはこの記事の内容に従って行動して頂きたい。
小屋
しばらく歩いていると稀に見つかることがある、大量の物資を貯蓄していたとしても満足に寝転ぶことのできる程度の広さの小屋である。暖炉や台所、水道があり、暖炉周辺には数日分の燃料が備え付けられている。水道は冬になると少しずつ水が出なくなり、最終的には雪を溶かして水を確保しなければならなくなる。また、おそらく発信源が小屋からだと思われるパスワード保護なしのWi-Fiが使用できる。このWi-Fiは小屋からある程度離れても使用できるため、小屋を探す際の一助になるかもしれない。
小屋の隣には畑があり、そこから約数日分の食料を手に入れることができる。しかし、それだけでは食料や燃料の備蓄がすぐに尽きてしまうため、他の小屋か畑を探さなければならない。この時、最初に入った小屋がすぐに分かるように何らかの印をつけることをおすすめする。
季節
この階層では、現実世界と概ね一致する季節のサイクルが存在し、およそ数日で「冬」に入れ替わる1。現在確認されている季節は「秋」と「冬」の二種類で、放浪者がこの階層に到達した時点での季節は必ず秋である。
秋
放浪者がこの階層に到達した時点での季節である。気温も湿度も放浪者が快適だと思える程度である。木々は紅葉し、畑にはジャガイモやカボチャなどの野菜が実っている。また、至る所で栗やキノコなどを採集することができる。これらは適切に調理することによって安全に摂取でき、更には腐敗しないことが判明しているため、見かけた場合は冬を乗り切るための食料として小屋内に保管しておくべきだろう。
Level 520 N の冬の写真。撮影者の消息は不明。
冬
放浪者がこの階層に到達して数日ほど経つと、この季節に少しずつ変化していく。作物は枯れ、気温と湿度は下がる。2週間ほど経てば気温は放浪者にとって致命的なほどになり、雪が降り始める。雪はかなり積もるので、定期的に屋根や小屋の周りの雪かきが必要となる。そうなれば外出が必須になるが、長時間屋外にいた放浪者は大抵の場合失踪していることから、これらの作業はこまめにするなどして一回の所要時間を短くするべきである。
また、季節が秋から冬になるにつれて、木の種類が変化する。秋では、カエデだと思われる落葉樹が自生しているのに対して、冬になるにつれてモミだと思われる常緑樹に少しずつ変化していく2。木が高くなり、葉の色が緑になった場合は冬が訪れる前兆であるため、緊急性がない外出は避けることをおすすめする。
物品
この階層では、前述したように食料や暖炉用の薪などが手に入る。これらは一か所で見つけた量で冬を乗り切るには少量すぎるため、冬になる前に数か所分の物資を一つの小屋に集めておくのが望ましい。以下に食料の一例を記述する。
- ジャガイモ。ごく稀に青くなったものがある事以外は問題なし。
- カボチャ。植木鉢に置いてあるものは毒性があるため摂食すべきではない。
- ナス。全て摂食可能であると思われる。
- キノコ。白の斑点模様があるものは強い毒性があるため摂食してはならない。
- 栗。全て摂食可能であると思われる。
- 銀杏。安全だが、中毒を起こすため多食すべきではない。
- 黒米らしき米。稀に少量見つかる程度だが、全て安全に摂食でき腹持ちもいい。
備考
- この階層では、食料や燃料の準備不足が原因で外出しなければならない放浪者が後を絶たない。防寒着さえ用意しておけば凍傷を負う事はないが、無事に帰還できたはずの放浪者の約半数が不明な理由で失踪している。そのため、敵対的な実体が存在するともされているが確たる証拠はない。どのみち、冬の外出が危険であることには変わりないので秋の間に物資を出来る限り集めておくべきである。
入口と出口
階層への入り方
- Level 18 N で実体の呼び掛けに応えると、 Level 520 N に到達する事がある。
- その他、夏や秋に関連する階層からごく稀にLevel 520 N に到達するようである。特に以下の階層からの到達報告が多い。
階層からの出方
- 季節が冬になった状態で数週間生活すると突然外れ落ち、冬または春に関連する階層に到達する。大抵はLevel 125 N に到達する。
- 火を起こすと、Level 18 N に到達したという報告が数件存在する。

