Level 474 Nで南向きに撮影された画像
Level 474 N とは、バックルームにおける 474 N 番目の階層である。
概要
Level 474 N は、松の木々に囲まれた木造の遊歩道が延々とまっすぐに続く階層である。砂混じりの地表に設置されたこの遊歩道は計測不可能な広さの防砂林によって周囲を覆われており、鬱蒼とした松の木々が日陰を作り出している箇所も多い。不定期に吹く潮風は防砂林を揺らし、階層内を磯の香りで満たしている。
遊歩道の北端を撮影した画像
放浪者が最初に到達するのは遊歩道の北端1とされる小さな階段の前であり、ここから南方に延々と遊歩道が続いている。基本的に安全かつ確実な出口はこの遊歩道に限られるため、この階層に到達した場合はこの道の歩行を余儀なくされる。
階層の東方に耳を澄ますと、風が木々を揺らす音に紛れて微かに波の音が聞こえてくるが、遊歩道を逸れて防砂林の中を進んでも遊歩道を挟んで反対側から元居た地点へとループしてしまい、防砂林から抜け出すことができない2。そのため、海を見つけることはほとんど不可能である。なお、より木々の密度が高い西方の防砂林への侵入は、危険な階層への到達や失踪3の危険性が高いため推奨されない。
遊歩道上の順路に従って進んでいると、ほとんどの場合ではおよそ48時間以内に防砂林が開けて階層移動が発生する。ただし、この方法による脱出の確率は完全に運次第であり、中には最短15分程で脱出したという報告もあれば、最長で日数換算にして1週間近くを要したとする報告も存在する。これらの例はあくまで生きて階層を脱出できた放浪者の報告によるものであり、必ずしも容易に脱出できる訳では無いことに注意する必要がある。
また、地表上の勾配の有無に関わらず、遊歩道を進んでいると階段やスロープなどに遭遇することがある。このため、遊歩道と地表の高低差は一定ではなく、遊歩道が地表から2mを優に超すほどの高さに位置することもあれば、放浪者が隙間に入り込めないほど地表の間近まで接近する場合もある。
階層内の空には常に太陽のような光源が浮かび、西に日が沈むと即座に東から日が登り始める。曇りや短期間で急激な豪雨なども存在するが、多くの場合で空は青く晴れ渡っている。そのため、階層内の気温は大抵32℃以上の高温多湿な環境を維持しており、曇りの際や日陰であっても気温29℃、湿度60%を下回ることがない。従って、階層内では熱中症などに陥る危険性が高いため、放浪者は常に自身の体調管理に気を配るべきだろう。
物品
飲みかけの飲料水
階層内では、遊歩道や地表でアーモンドウォーターやスポーツドリンクなどの飲料を発見できることがある。これらは開封された上で8割から4割程を残した状態で放置され、水温もぬるい。しかしながら、衛生的にも何ら問題無く摂取できるようである。
以下は、発見された飲料水の例である。
- ペットボトル飲料。基本的な内容物は、やや塩味を含んだアーモンドウォーターか市販のスポーツドリンクである。稀に炭酸飲料も発見されるが、炎天下で高温に晒された炭酸飲料は炭酸ガスの内圧によって容器が破損する恐れがあり、実際に怪我を負った放浪者も存在するため注意が必要である。
- 2L近い容量を持つ大型の水筒。内容物は必ずスポーツドリンクのようである。
- フタの開いたカップ酒やストローの刺さった紙パック酒。アルコールには強い利尿作用があり、分解にも水分を要するため脱水症状を引き起こしやすく、階層内の気候とも相まって熱中症のリスクを高める恐れがある。20歳未満の放浪者はもちろん、20歳以上の放浪者であっても当該階層内での摂取は推奨できない。
ヤシの実のような果実
階層内には松の木々や一般的な低木などの植物しか自生していないにも関わらず、地表ではヤシの実のような果実が発見できる場合がある。殻を開けることができれば安全に摂取可能だが、中は真っ青な液体で満たされている。摂取した放浪者曰く、「ブルーハワイ4のような香りと、喉が焼けるような過剰な甘さ」であったという。
片割れのビーチサンダル
地表では、片方のみのビーチサンダルを時々発見できる。サイズは成人男性向けの大型のものから子ども向けの小型のものまで様々であり、階層内を歩いていればそれなりの頻度で発見できることから、自身に適したサイズのビーチサンダルを左右で揃えるのはそれほど難しくない。日向の遊歩道の表面温度はかなり高く、かつ長期間の歩行を要求される階層のため、何らかの要因で靴を失っている場合は活用するとよいだろう。
Wi-Fi
階層内は屋外であるが、Wi-Fiの利用が可能である。安全に利用できるが接続はやや不安定であり、位置情報は日本国内の砂浜周辺地帯をランダムに示している。SSIDは"Beach_Free_Wi-Fi"であり、パスワードは設定されていない。
備考
- 遊歩道上では、浮き輪やシュノーケルのマスクといった海水浴用の物品が発見されることがある。これらの物品はいずれも穴やひび割れといった破損によって、実用に足るとは言えない状態であることがほとんどである。
- 「東方の防砂林の上空にカイトボード用のカイトのようなものが見えた」という報告が存在するが、その方向へ進んだ場合でもやはり海には到達できなかったという。
入口と出口
階層への入り方
- Level 22 N のロッジで海を写したポスターに外れ落ちると、 Level 474 N へ到達する。
- Level 110 N の夏コーナーで外れ落ちると、 Level 474 N へ到達する。
- Level 149 N で波の音が聞こえる扉に侵入すると松の木々が生い茂った空間が出現し、そのまま進んでいくとやがて Level 474 N へ到達する。
- Level 333 N で松林に侵入すると、 Level 474 N へ到達することがある。
階層からの出方
- Level 474 N の遊歩道の下に潜り込んで頭上の遊歩道に外れ落ちると、Level 2 N の保健室へ到達することがあるが、再現性がかなり低い。
- Level 474 N の遊歩道を進んで行くと、やがて、 Level 24 N や Level 61 N などの比較的安全な階層へ到達する。
- Level 474 N の遊歩道を進んで行く中で、極稀に東方の防砂林の狭間に見られる開けた砂浜に向かうと、 Level 63 N へ到達する。
- Level 474 N の防砂林を西方に進むと、 Level 80 N の歩道へ到達することがあるほか、失踪する危険性がある。
- Level 474 N で極稀に発見されるシャワー室を利用すると、シャワー室の周囲が Level 599 N に置換される。

