Level 414 N

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危険度: 2
空間信頼性: 安定
実体信頼性: 中立
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Level 414 N とは、バックルームにおける 414 N 番目の階層である。

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クレーンゲームの列。

 Level 414 Nは、現実世界のゲームセンターにあるようなクレーンゲーム筐体が恐らく無限に存在して迷宮のようになっている階層である。Level 414 Nに壁は確認されておらず、上を見上げると天井を無骨な黒色の鉄筋が支えていて、その隙間に小さなぬいぐるみが挟まっている事もある。天井には小さな電球が付けられている事もあるが、光量は弱くクレーンゲーム筐体(以下、筐体)に付けられたネオンライトと比べれば僅かである。それ故、明るい蛍光色の照明がLevel 414 N全体を照らしており、光量は強くも弱くもない程度に抑えられている。

 Level 414 Nの通路は基本的に直線の通路で構成されているが、中には曲線が高い曲率を成していたり、円形に広がっている空間も存在する。しかしながら、いままで行き止まりが発見された事は少なく、筐体の隙間から通路の隙間が垣間見えることもある。

 Level 414 Nは常に空調が効いており、階層内の気温は常に約15度程度に保たれていて、Level 414 Nを歩いていると首筋に冷ややかな風が当たり、通路全体を常に換気している事に気づく。まるで高級ホテルの廊下のような柔らかな絨毯の感触が足に伝わり、これまで辺境を彷徨ってきた放浪者の足を癒してくれる。筐体は時間によって一斉に色を変え、マゼンタやネオンブルー、グリーンイエロー等の蛍光色を発していて、色が変わるとLevel 414 N全体の様相も一変する。この周期は不均一であり、1分足らずの事もあれば半日変わらないこともある。

 Level 414 Nでは店内放送が流れており、基本的には1990~2010年代に流行ったような曲が流されている。しかしながら、稀に極機械的なビープ音の繰り返しが数分程流れることがあり、これを聞いた放浪者はほとんど「どこかで聞いたような気がするが、どこかは思い出せない」と供述している。曲が途切れる事は無く、前述した気温も併せてLevel 414 Nは居住に適する階層ではない。しかしながら、バックルーム特有の様々な物資を体系的に入手できる数少ない階層である事から、一部の放浪者には重宝されている。

 クレーンゲームの中には一見無意味な物品が多いが、中には有用な物品も確認されており、中にはアーモンドウォーターのぬいぐるみ1東野美知恵写真集Level 32 Nで見られる赤ちゃんの手を模したストラップ等明らかにバックルームと関連している物品も存在する。

クレーンゲーム

 Level 414 Nの筐体は、現実世界のものと同じようにレバーや二つのボタンが付けられている。台の上には紙コップに入れられた飲みかけのペプシコーラやスプライトが置かれていることがあり、これらはLevel 414 Nにおける貴重な水分である。また、両替機や筐体のつり銭口に数枚の百円玉が放置2されている事があり、百円玉を一回入れた筐体は何回でも遊べるようになっている為、発見次第積極的に回収するべきである。

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2004年に、初めてLevel 414 Nが発見された時に撮影された写真。しかしながら、現在のLevel 414 Nとは様相が大きく異なっている為、別の階層なのではという意見も存在する。

 筐体の中には景品が入っており、多くは現実世界にあるようなフィギュアやお菓子、雑貨などである。これらは外見は普通であるものの、ぬいぐるみにも関わらず触感が硬かったり、ぬいぐるみが仄かな熱を放っている、一つとして同じものの無いフィギュア等、小さな違和感が存在する物ばかりである。これらの中を割いても熱源になるような物体は発見できず、なぜそのような現象が起こるのかは不明である。雑貨に関しても、Level 240 Nで発見されるポスターに類似したポスターやLevel 23 Nで見られる脂っこい食事を模した食品サンプル、Level 763 Nのルンバを模したぬいぐるみ等無意味かつバックルームに関連したものが多いものの、中には怪獣や青空の模様をした水筒等役立つ物品も存在する。

 また、お菓子が入っている筐体は全体の約半分程を占めており、Level 414 Nでは最も頻繁に見る事のできる筐体である。現実世界で見られる飴やポテトチップス、チョコレート等が山積みになっており、Level 414 Nの中で最も重要な筐体でもある。飴やチョコレートは甘ったるいものが多く、放浪者からは余り評判が良くないものの、これらはLevel 414 Nでほぼ無尽蔵に調達できる唯一の食糧なのでこれらを積極的に摂取する放浪者は多い。 また、現実世界では見られないアーモンドウォーター味の飴が見つかったという報告も数件存在する。基本的なアーモンド味に加え、クールミント、ココナッツ、バナナミルク等のフレーバーも筐体に入っていたという。これらは他の飴と違って甘ったるくないので放浪者に人気である。また、飴の中に小さな首なしのぬいぐるみが入っている事もある。

 筐体の中にはブラックサンダーのようなチョコレート菓子が山積みになった筐体もあり、その様なお菓子の山の中にはアーモンドウォーター味のものやコインが紛れ込んでいる事もある。また、中にはアイスの入った物も存在するが、殆どフルーツやバニラ、ソーダ味である。

 筐体の中には氷でできた台のビリヤード台の上にアルミ缶に入った様々な味のアーモンドウォーターやアイスウォーター、光り輝くアーモンドウォーター等が配置されている筐体が見つかる事もある。全ての缶を落とし切ると大量のお菓子が排出されることもあり、これらは特に放浪者に人気である。

特異な筐体

 Level 414 Nでは、稀に筐体が点滅しており、レバーやボタンがひとりでに動いている筐体が存在する。通常の物とは違い、横の長さが通常の筐体の10倍程あるものや、特異な筐体が縦と横にほぼ無限に連続している廊下が発見される事もある。これらの筐体は自動でアームが動いてぬいぐるみ等の商品を落としている。中には取り出し口が数十個のぬいぐるみで埋まっている筐体も発見されており、ぬいぐるみが廊下にばらまかれている事もある。

 また、これらのぬいぐるみは排出されるとひとりでに動き出すことが知られており、特異な筐体から出たぬいぐるみがLevel 414 Nを徘徊している事もある。巨大な筐体からはそれ相応の巨大なぬいぐるみが排出されているが、それを覆うようにして小さなぬいぐるみやボールのぬいぐるみが出てくることもある。その事から、大きな筐体の周りは大量のぬいぐるみが落ちており基本的に接近する事は危険である。

入口と出口

階層への入り方

  • Level 11 N のゲームセンターのような建物に侵入するとLevel 414 N に到達する。 
  • Level 105 N の昇降機の内部がネオンチックな照明に照らされている事があり、それに数分間乗り続けているとLevel 414 N に到達する。 
  • Level 860 N の ぬいぐるみ売り場を歩いていると徐々にネオンチックな様相を呈してきて、ぬいぐるみの量も増えていることがある。そのまま進み続けると小窓があり、それを開けたらLevel 414 Nの筐体の内部に到達している。        

階層からの出方

  • Level 414 N で巨大な筐体の周りを探索していると、ぬいぐるみの大群がやってきて、袋小路に追い詰められ文字通り山のように押し寄せてくるぬいぐるみの山に押しつぶされ、数分綿の海を漂ったのち光がある方向に進むと、そこは既にLevel 8 Nとなっている事に気づく。  
  • Level 414 Nの大きなガラス張りの扉からLevel 11 Nに相互に行き来可能である。  
  • Level 414 N で稀に存在する「従業員専用」と書かれた白い鉄製の扉を開けると、 Level 19 Nに接続している。扉の辺りは活気があるものの、扉から離れるにつれ活気は減っていきやがて完全に通常のLevel 19 Nになる頃には扉は消失している。
  • Level 414 N で稀に存在するLevel 23 Nで見られる火葬場を模したプラモデルを獲得し触れると、即座に Level 23.5 Nに到達する。この試みは決して為されるべきでは無い。
  • Level 414 N で稀に存在するぬいぐるみがぎちぎちに詰まっている筐体を少しでも操作すると、雪崩のようにぬいぐるみが排出され、筐体内部からのぬいぐるみが何らかの方法で供給され続ける。そこに留まればやがてぬいぐるみの山に埋もれ、ひたすら流動し続けるような感覚が数十分続き止まった頃にはLevel 860 Nのおもちゃ売り場にぬいぐるみの山ごと移動している。
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