Level 412 N

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危険度: 3
空間信頼性: 安定
実体信頼性: 実体なし
情報提供待ち

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侵入直後の階層の様子

Level 412 N とは、バックルームにおける 412 N 番目の階層である。

概要

Level 412 N は、放浪者自身の家の内部と酷似した室温の空間であり、階層内には約3日に渡る複数のフェーズが存在している。また、この階層では集団で侵入できないことが判明している。大半の放浪者は階層に侵入した瞬間に 現実世界 に移動したと錯覚し、この階層に強い郷愁を抱いてしまうとされている。

この階層にはテレビやソファなど家電や家具の殆どが存在しており、それらが置かれた状態は放浪者が最後に見た自宅の光景に依存するとされている。1また、それら全てにおいて、放浪者に害を為すような異常性は確認されていない。

階層内の棚の中や冷凍庫には、500mlのペットボトルに入った飲料として使用するには甘すぎる アーモンドウォーター や、 冷凍食品2などの物資が入っていることがあり、冷凍食品以外の物資はそのままの状態で安全に摂取することができる。冷凍食品に関しては、何故か階層内に必ず存在する電子レンジ3を用いることで安全に摂取することができる。

この階層には通常のそれと同じ窓や玄関といった、家の外部に通じる構造物も存在しており、そこからは然るべき風景を見ることができる。ただし、外に出た場合には出た先に家の内部と全く状態が同じコピーが生成されるため、基本的には家の外部に出ることはできない。なお、一度外部に出てもう一度同じ場所に戻った場合、その場所は別のコピーに置き換わっているため、外に出る際には物資を全て持ち運ぶことが推奨されている。また、コピー先に行くと物資をもう一度獲得できるとされている。

フェーズ

階層内には 現実世界 と全く同じ昼夜のサイクルが存在しており、また、この階層自体にも長く留まり続けると階層自体が損傷し始めるという異常性が存在している。天候が固定されており、それが時間経過とともに変わっていくというのもこの階層の特徴である。

侵入直後の階層はちょうど日の出の時間と同じであり、以後太陽の出ている時間帯を昼、そうでない時間帯を夜と呼称し、日の出が起こった回数に応じて1日目、2日目…と呼称する。これはこの階層に存在する及び放浪者が持ち込んだあらゆる種類の時計が異常に速く動いたり4完全に停止してしまっていたりといった誤作動を起こすためでもある。

1日目 昼

特に異常は確認されない。ほぼ全ての放浪者はこの階層を自宅であると誤認し、寛ぐ者が大半であるが、この時点では階層に危険性は存在しない。

天候は雲一つ無い晴天である。

1日目 夜

水回りに錆が発生したり、部屋の隅やカーテンにカビが発生したり、といったような些細な表面的な劣化が確認されるようになる。

しかし、生活においての障壁となる異常などはまだ発現しておらず、就寝する放浪者も多いため、ほとんどの放浪者はこの段階まで進行したとしても気付くことができない。

天候は3割ほどが雲に覆われる晴れである。

2日目 昼

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2日目昼の半ば頃の階層の様子

家電の一部の誤作動、照明の切れかかっているかのような動作5が発生するようになる。これらの誤作動の表面的な原因はコードの断絶や部品の一部欠損であるとされているが、この時点で動いている家電についても異常性が存在しているのではないかとの意見も挙がっている。

誤作動とはいうものの発生する確率はこの時点ではそこまで高くはなく、階層内に1つほどであるため、半分ほどの放浪者はまだ気付くことができない。

天候はほぼ全てが灰色の雲に覆われる曇りである。

2日目 夜

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2日目夜の階層の様子

表面的な劣化が更に進み、床の至るところに埃が見られるようになる。それだけでなく、木でできた机や椅子が腐敗して侵食されていたり、ソファはひどく湿っていたり6、と目に見えて異変が発生していることが確認される。

家電の誤作動も約半分ほどまで確率が上がり、電子レンジが使えなくなるため、慢性的な食糧不足に陥る可能性もあるとされている。

脱出した大半の放浪者はこの段階でこの空間が 現実世界 でないことに気付き、階層を脱出する準備を始めている。しかし、この段階では階層からの脱出は不可能である。

天候は大雨の降りしきる雨である。

3日目 朝

空間内の照明及び家電などの電気を発する物品は全て動作不良を起こし、全く機能しなくなる。また、ソファや椅子などの家具も極めて脆弱になり、座っただけでメキメキと音を立てて壊れてしまうようになる。それに加えて、放浪者が外部から持ち込んだ電子機器に関しても完全に動作を停止してしまうようになる。

このフェーズまで突入した場合、外部へと通じる構造物の行き先が放浪者が一つ前に滞在していた階層へと変更され、この階層からの脱出が可能になる。これがこの階層を脱出する唯一の方法である。

天候は雷が鳴る嵐である。

3日目 夜

このフェーズを経験した放浪者は現在1人だけであり、その放浪者は「階層の床が足を乗せただけで穴が空くほどに脆弱になっていた」と語っている。これ以上の詳細は不明である。

また、4日目に到達したという記録は残されていない。

備考

一度階層を脱出した後にもう一度この階層への侵入を試みた放浪者は皆 失踪 している。

入口と出口

階層への入り方

  • どの屋外階層でも、自分の家と瓜二つの構造物に侵入すると、 Level 412 N に到達する。

階層からの出方

  • Level 412 N ですべての電気を発する物品が動作不良を起こす段階まで進んだ時点で外に出ると、放浪者が一つ前にいた階層の初期状態に外れ落ちる。
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