Level 39 N
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危険度: 1
空間信頼性: 安定
実体信頼性: 実体なし
情報提供待ち

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Level 39 N の写真。

Level 39 N とは、バックルームにおける 39 N 番目の階層である。

概要

Level 39 N は、なだらかな傾斜があり小高い丘になっている遊歩道を、白くなめらかな石材で組まれた巨大な陸橋が何本も横切っているような風景がどこまでも続く階層である。これらの陸橋のほとんどはまっすぐ伸び連なっているが、環状道路のように大きく緩やかな円弧を描いていることもある。

気候はやや寒冷かつ湿潤で、温度計は常に15℃前後を示す。多くの場合空は晴れているか曇っていて、降雨がみられることは稀である。にもかかわらず、階層内の陸橋や草木は常に雨上がりのようにじんわりと濡れている。この階層において太陽が沈むことは確認されていない。

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Level 39 N の別の写真。

陸橋の下に立っていると、多くの水が一度に流れるときの低く鈍い音が天井から響いていることに気づく。このことから、陸橋の中では荒れた川のように常に多量の水が低所へ向かって勢いよく流れていると考えられている。この階層の空気が常に水分を含んでいるのは、その空間の中に数多く林立している巨大な陸橋によるものであると想像されることもある。

遊歩道から外れた隅々には、細い金具や金属網で編みこまれた無骨なフェンスが配置されている。このような柵は、陸橋の合間だったり、傾斜がきつく登るときに足を踏み外す危険があるような箇所にまとまって配置されていることが多い。が、長さが足りていないことが多く、少し進めばフェンスが途切れていて大概は回り込むことができてしまう。

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Level 39 N の、小川とそれに架かる橋。

この階層では、時折見かけられる河川から水分を補給することができるほか、アーモンドウォーター の瓶も見かけられる。それは陸橋の柱の隅や、起動していない自販機と地面のあいだの隙間など、少々見つけづらく日陰になるような場所で発見されることが多い。特筆すべき事例では、草むらの中に光る金属片が落ちているように見えて近づいたら、それは地面にずっぽりと埋まっていて蓋だけが露出したアーモンドウォーターだったというものが存在する。

下水

Level 39 N を探索していると、地中から水の流れる鈍く低い音が響いていることに気づくであろう。前述する河川や陸橋から響く水流の音もあり、この階層にいる間はほとんど常に上下左右から水音が流れているような状況である。理由はわからないが、おそらく地下には入り組んだ水道が整備されているようで、地上には下水道に繋がるものと思われるマンホールが点在している。マンホールが多くみられる箇所では水音もより地上に近いところから響き、マンホールのみられない箇所では水音が聴こえないことすらある。

下水道の音が近くに鳴り響いている箇所の周りには、陸橋やフェンスといったある程度印象的な構造物が配置されていることが多く、このような音が探索の際の道しるべとなることもある。同様に有用な物資もマンホールの周辺でみられやすいことから、有意な情報であるといえるだろう。マンホールを開こうとする試みが成功したとの報告はなく、つまり飲料水は河川やアーモンドウォーターから補給する必要がある点には注意が必要である。

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一般的にみられるマンホール。このような場所の付近では土壌が水を含んでおり、ドクダミのような湿気を好む草花がびっしりと生え鼻をつく香りを漂わせていることもある。

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下水管の配置に沿って極端にマンホールが密集していて、水流の音が強く鳴り響いている箇所。



構造のばらつき

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Level 39 N の、二本の陸橋が重なる部分。

前述のとおり、Level 39 N は幾多の陸橋に横切られた遊歩道のような景観が続く階層である。だが、その風景の構成にはある程度の疎密のばらつきがみられ、決して一枚岩に全く同じような図が続くような構造をしているわけではない。そのため、この階層に外れ落ちたかどうかを即座に判断することは、事前知識を有していてもやや難しいといえる。

その傾向は、特に陸橋がみられる間隔へと如実に表れている。陸橋が過剰に密集して、極端な場合は上記の画像のように完全に重なってしまっているような箇所も複数確認されている。

逆に、ほとんど陸橋の存在していない開けた野原のような空間がみられることもある。人工物の少ない箇所でも地面からは鈍い水音が響いており、下水道が整備されていることがわかる。そのような空間の中心には、ぽつりと赤煉瓦造りの一軒家が建てられていることがある。

その家の内装は、外観とは裏腹にほとんどが青緑色の壁紙で構成されている。屋内では水道・電気・ガスが通っているようで、食糧の備蓄さえあれば一時的な拠点として活用できるであろう。やや古い型のトイレ・コンロ・換気扇など備え付けの家具は一通り揃っているが、それ以外は机やベッドすら無いようで、クローゼットや食器棚の中は空同然である。探索において重宝される、簡易的なバスルームまで確認されることもある。

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陸橋がみられない開けた空間にある、一軒家の外観。

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キッチン。画像が示すとおり、食器棚の中には何も入っていない。

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バスルーム。水はけはあまり良くないが、有用である。



入口と出口

階層の入り方

  • Level 13 N は四方に広がる住宅街の中にある公園のような空間として知られているが、まれに四方が住宅街ではなく Level 39 N と全く同じような陸橋のある遊歩道に差し変わっていることがある。この場合、ひとたび公園をはみ出して Level 39 N に侵入すればいつのまにか Level 13 N には戻れなくなってしまうので、注意が必要である。
  • Level 38 N の通路で、わずかに雨音がしとしとと遠くから聴こえる方角へと進んで行くと、屋外に通じている細い廊下に面する。この廊下を抜けて屋外に侵入すればそこは Level 39 N である。屋外では強い雨が降っているようにみえるが、Level 39 N に侵入すればただちに雨が降り止む。


階層の出方

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Level 39 N の地面に横向きに開いた巨大な穴。

  • Level 39 N のなだらかな丘の下に唐突に巨大な穴が開いていて、その中からわずかに水が溢れ出していることがある。この穴の先を深く覗き込んでいると、いつのまにか Level 37 N の広大な地下施設に立って上を眺めていることがある。これは危険な行為である。
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Level 39 N の切り立った崖に架けられた橋。

  • Level 39 N の遊歩道が突然切り立った崖に面していて、その先に頑丈な石製の橋が架けられていることがある。橋を渡るためにはフェンスを乗り越える必要がある。橋の向こう岸は霧がかっていてよく見えず、しばらく進めば Level 104 N へと外れ落ちる。
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