Level 38.8 N とは、バックルームにおける Level 38 Nの第8番目の副次階層である。
概要
Level 38.8 Nは無限に連続する広大なアーチの中に稀に確認されるワイナリーの様な空間である。Level 38 Nは正方形状のアーチが無限かつ完備に連続している階層だが、稀に壁で仕切られている事がある。壁は有限であり、壁の裏には明るいワイナリー様の空間が存在する。一か所に付き壁に沿って6ブロックが広がっている程の大きさだが、最も大きい物では数百ブロックに渡って広がっていたという報告もある。Level 38.8 NはLevel 38 Nを探索する過程で発見され、本来Level 38 Nの一部として扱われていた。しかしながら、後述するが主階層と違いLevel 38.8 Nは空間が非常に安定している、稀に存在する天窓から窺える外の景色がLevel 38 Nの天窓から見える外の景色及びとは大きく異なっている事から、独立した副次階層として登録される事になった。
放浪者の撮影した写真。
Level 38.8 NはLevel 38 Nと同じ様に比較的涼しい程度の気温、心地よいひんやりとした風が吹いている空間であるが、前述した様に外の様相は大きく異なっている。Level 38.8 Nには主階層と同じ様に小さな通気口が天井に開いている事がある。天井の高さが高く、外の様子を直接窺う事は叶わないが、下から見る限りは秋の夕暮れ、日が落ちかかったまま静止している様な空間であると報告されている。また、穴からはそよ風に吹かれた芒の様な植物が見える事もあり、秋の訪れを放浪者に感じさせる。
Level 38.8 Nの壁には絵画が書かれている事がある。中世ヨーロッパの様な古風な画風の絵で、大抵は騎士が獣を狩ったり、騎士同士が剣で戦っている様な絵が描かれていて、青や黄色の模様の入った服を着ている男性が玉座で戴冠の儀を行っている様な絵も稀に存在する。この様な絵に触れれば、乾燥しきった塗料の粉が指についてしまうので行うべきではない。また、煉瓦の壁には四角や五角形の様な多面体の形に凹んだ部分が存在する事があり、そこには鉄製の短剣や回復効果のあるまずい液体の入った緑色の小瓶が置かれている事がある。また、Level 38.8 Nには豪華な金属製のシャンデリアが置かれていることがあり、何十本もの蝋燭が立てられていて、Level 38.8 N全体を明るく照らしている。
Level 38.8 Nにはワイン用の棚が置いている事があり、そこに種々の年代のワインが保管されている。ワインは全て赤ワインであり、アルコール度数の低く、葡萄の風味が漂っている美味なワインであると報告されている。backroomsでは貴重なアルコールである為、ワイン目当てでLevel 38 Nを彷徨っている放浪者も存在するのだという。また、ワインにはラベルが貼っている事があり、そこには「グレゴリウス武王の統治〇年」1、「フォスター聖王の統治〇年」、「アーモンドウォーター株式会社」等の文章が書かれている。
パン焼き窯
Level 38.8 Nにはパン焼き窯が存在する事があり、中には発酵を終えたパンの素が置かれている事がある。大抵窯の中には十数個のパンの素が置かれていて、後は焼けば食べる事が可能である。Level 38.8 Nには窯の燃料となる薪や小麦、塩等の調味料等が置かれている事もある。放浪者の中には窯でパンを焼いて食べる者もいる様で、放浪者によると焼き立てのパンはとても美味で、秋の恵みを感じさせるという。また、記事からは微かにアーモンドの風味が漂っている様で、豊かな甘みが口の中に広がる。
入口と出口
Level 38.8 NはLevel 38 Nの一部であり、Level 38.8 Nの少し汚れている色彩に富んだ煉瓦を跨げばそこはLevel 38 Nである。

