Level 37 N

評価: +31+x
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危険度: 4
空間信頼性: 安定
実体信頼性: 実体なし
情報提供待ち

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Level 37 N の画像。区画の境目に立って撮影。

Level 37 N とは、バックルームにおける 37 N 番目の階層である。

概要

Level 37 N は、極端に引き延ばされたかのように高い天井と、規則的なコンクリートブロックの柱、放浪者が使うことのできない位置にのみ配置された金属製の足場で構成された、異様なほど広大な空間である。規則的に配置されたLEDライトが、この階層を明るく照らしている。この階層は体感10℃前後の寒冷な気候と、高い湿気を常に保っている。

Level 37 N は、治水のための調圧水槽、特に首都圏外郭放水路に近い区画を持つことで知られている。それと大きく異なるのは、この階層が無限の広さと入り組んだ構造を持つことである。

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Level 37 N の一区画の画像。

この階層は、そのほとんどが自らを矮小に感じられるほどに広く、ひたすらに空虚で無機質なコンクリートブロックの剥き出しの壁で構成された区画で占められている。端から端まで1kmはあるであろうそれぞれの区画は、壁・床・天井の大部分が突然に欠落したかのような完全な正円の大穴によって接続されている。区画間を移動する場合は、常に足を滑らせて途方もない距離を落下する危険性があなたを付きまとうことを念頭に置くべきである。

この空間に致命的な実体が存在したという報告はなされておらず、また、「この階層を脱出し別の階層へ移動することができた」という報告は現時点で数多くなされている。だが、この恐ろしいほどの広大さと、何もなさ、地形構造自体が孕む危険性を加味して、相対危険度評価は「4」と定められている。この階層の地面は、ところどころ濡れて滑りやすくなっている。この階層を探索しなければならなくなった場合は、くれぐれも足元に細心の注意を払うようにしていただきたい。

Level 37 N では、水のせせらぐ音に加えて、遠くから"鐘が打ち鳴らされるような音""金属が擦り合わされるような音"と形容されるような轟音が鳴り響く現象が起こることがよく知られている。これについて、巨大な空洞の中で水音が何重にも反響することで金属音のような重厚な響きとして聞こえていると推測されることもある。

湧き水

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Level 37 N の画像。低所の水が滞留している様子。利用不可能な位置に非常階段が配置されている。

Level 37 N の床や壁からは、湧き水のようなものが少しずつ染み出しているようにみえる。この水は透き通っていて、一般的に「おいしい」と形容されるような安全なものであることが確認されている。

この水は階層内を流れ、低所に滞留する。おそらくは流れ着いた多量の水によって完全に水浸しになっている、地底湖のような状態の区画が発見されることもある。この区画の存在より、この階層は見た目に反して治水施設としての体裁を全くなしていないことが推測されている。このような区画に入ってしまうと、冷え切った水源により急速に体温が奪われ生還が困難になってしまうと考えられるため、誤って滑り落ちないよう低所ではより一層の注意が必要である。

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Level 37 N の画像。天井から光が漏れている。光の先に向かって階段が伸びている。

Level 37 N の高層からは、太陽光のような眩しい光が漏れている箇所が存在する。この光はとても暖かく感じられるため、 Level 37 N にて一時的に休息をとることができる場所として知られている。広大なこの階層を探索するにあたって、光が漏れている空間を一つ見つけておいて、いつでもそこに戻れるように道を覚えておくことが、あなたにとって賢明であろう。

この光の先に到達できたという報告は、この階層の地形の複雑さからか未だになされていない。そこはどのような場所であるのか全くわかっていない。

この光が当たる場所からは、雨上がりのアスファルトに陽の光が当たって水が蒸発しているような、どこか心地よい香りが漂っている。特に光がよく当たる場所では、コンクリートの隙間から植物が生育していることがある。これはこの階層で得られる、気休め程度の唯一の食料である。

この光に向かって、金属製の簡易的な建材で組まれた非常階段のようなものが伸びていることがある。今まで報告されたケースの中で、この階段が放浪者に利用できる位置にあったというものは存在していない。

入口と出口

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Level 37 N の画像。横向きの巨大な柱が林立している。真上からわずかに光が漏れている。

階層への入り方

  • Level 1 N で、コンクリートが崩れて開いた巨大な穴の中を覗いてしまうと、いつのまにか Level 37 N でたった一人で立っている。
  • それ以外にも、この階層の複数の入り方が報告されているが、それらには「"巨大な穴を覗く"ことがトリガーとなっている」という共通点が存在する。

階層からの出方

  • Level 37 N で、柱が横向きにも縦向きにも刺さっている異常な通路を見つけて、闇雲に進んでいると、気づいたら Level 90 N の表層で晴れ渡る空を見上げている。
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