Level 3 N で撮影された写真
Level 3 N とは、バックルームにおける 3 N 番目の階層である。
概要
Level 3 N は、現実世界における工場のような空間が広がる階層である。気温は涼しいか若干肌寒いと感じられる程度であり、湿度は低い。常に夜間のように暗いが、各所に高照度の水銀灯が設置されているため一定の視界は保たれている。
敵対的な実体が確認されているため、行動の際には強く注意を要する。
Level 3 N 内部の写真。多数のコンベアとロボットアームが確認できる
Level 3 N は機械工場・化学工場・食品加工場等が無秩序に接続されたような広大かつ複雑な空間となっている。階段や通路は必要以上に曲がり角や交差が多く、全体的に幅狭でもあるため非常に迷いやすく視野も狭い。
階層内の各所にはコンベア・クレーン・プレス機・ロボットアーム・食品加工用の大型スライサーやフライヤー等の一般的に工場で見られる作業機械が設置されており、これらの機械類は操作する人員が存在していないにも関わらず常に稼働状態となっている。これらの他にも高温のパイプや薬品貯蔵槽等の危険な構造物が多数存在しているため行動の際には注意を要する。
また、後述する実体の行う粗雑な拡張工事によるものか、所々に構造が脆弱になっている区画が存在している。頻度は少ないが大規模な崩落の発生も報告されているため、異音や壁のひび割れなど小さなものであっても違和感に気付いた際はすぐさまその場を離れるべきである。
実体
「製品」
様々な機械類や金属片を乱雑に組み合わせて無理やり人型に造形したような、歪な姿の実体。基本的に二足歩行で行動するが、時折頭部や腕部を歩行に使うなど非人間的な挙動を取ることもある。体を動かす際、モーターの駆動音や金属がきしむ音など機械的かつ耳障りな音を発する。また、脈絡なくけたたましい警報音や意味不明かつ粗悪な合成音声を鳴らすこともある。
普段は Level 3 N 内部を徘徊しながら、故障した機械類の解体や内部の拡張工事とみられる作業、それらの作業中に散乱した機械類や金属片の回収といった行動を繰り返している。作業は基本的に無秩序なもので、何の意図をもって行われているかは定かでなく、中途半端な状態で放棄されたり過去の作業を無為にするような形で実施されたりすることもしばしばある。
放浪者を確認した場合の反応は一定ではなく、無視して徘徊や各種作業を継続することも多いが、時折敵対的になり追跡してくることがある。移動速度は人間が早歩きする程度で、逃げづらい場所に追い込もうとするなどの知性的な行動も取らないが、力は非常に強く捕まればほぼ抵抗は不可能となる。前述の通り Level 3 N 内部は入り組んだ構造で、移動の障害となるものも多いため、逃走する際には常に動線を意識する必要がある。幸い放浪者を見失った場合執拗に探すことはなく再び徘徊を始めるため、袋小路に入らない限り追跡を振り切ることは難しくはない。
これらの実体は Level 3 N 内部の設備で製造されているらしく、コンベアやクレーンで運搬されている姿が見られることがある。また、他の個体と放浪者の区別がついていないらしく、実体同士で揉み合いになっているところもよく見られる。後述する「不良品」の存在もあり、これらの実体については「実体が回収してきたスクラップや放浪者の体から作られているのではないか」「そもそも実体に放浪者を排除しようという意識はなく、材料と見做したものを機械的に回収しようとしているだけなのではないか」といった推測もなされている。
「不良品」
機械類や金属片と人体の断片を組み合わせ、人型に造形したような姿の実体。人体の断片は本来あるべき場所にあるとは限らず、実体の頭部に人間の手が据え付けられていたり、実体の下腹部に人間の下顎が埋まり込んだりしている。
おおまかな形状は通常の「製品」と同様だが、稀にビープ音を鳴らす以外にはほとんど動作をしない。「製品」に発見されると、そのまま解体され回収される。
入口と出口
階層への入り方
- Level 2 N で中から激しい機械音の聞こえてくる扉を開けて中に入ると、 Level 3 N に到達する。
- Level 42 N で工場を見つけて中に入ると、 Level 3 N に到達する。
- Level 599 N で個室内の家電製品を破壊すると Level 3 N に到達するという報告がある。
階層からの出方
- Level 3 N で玩具の製造ラインを見つけ、その近傍にある扉に入ると Level 4 N に移動する。
- Level 3 N で壊れた冷蔵庫を見つけ、扉を開けると Level 22 N に到達する。

