クレジット
タイトル: Level 246 N - "博覧会・豪華客船"
著者: Hexirp
作成年: 2026
補足:
本記事はCC BY-SA 3.0ライセンスの下で提供されていますが、一部または全部に部分適用されたCC BY-SA 4.0ライセンスのコンテンツが使用されています。本記事の作成者、著者、翻訳者、または編集者が著作権を有するコンテンツは、原則としてCC BY-SA 3.0ライセンスの下で利用することができ、CC BY-SA 4.0ライセンスの付与がされた箇所についてはCC BY-SA 4.0ライセンスの下で利用することが可能です。
「コンテンツ」とは、文章、画像、音声、音楽、動画、ソフトウェア、コードその他の情報のことをいいます。詳細なライセンス表記は記事内またはディスカッションをご確認ください。
Level 246 N のマンションの写真
Level 246 N は、 The Backrooms における 246 N 番目の階層である。
概要
Level 246 N は、常夜の冷たい海の只中に屹立する異形のマンションと、あなたを迎える豪華客船から構成される空間である。マンションの部屋の中に入ることはできず、吹き曝しの外廊下に滞在することを強いられ、極めて透き通っていて冷たい空気に晒され続け、必要な装備がなければ、低体温症の危険がある。この階層に入ってから 30 分ほど経つと、細かい波すら全く存在せず、まるで鏡面のように凪いでいる海の向こう側から、その上を滑るかのように豪華客船が現れ、海面に虚像を映しながら約 3 時間ほど掛けてマンションのそばに接近して、あなたが乗り込まない限り、その場に留まり続ける。マンションには飲料水や食料などを得ることができる設備が一切存在しないため、いずれは豪華客船に乗り移らなければ生存できなくなる。豪華客船の内部は、豪華絢爛を極めており、様々な設備を利用でき、ずっと滞在することも、別の階層に去ることもできる。
マンション
Level 246 N に移動した時、あなたは新しい日本のマンションの外廊下に立っているだろう。廊下の片方にはドアと照明が並んでいて、もう片方は仕切り板が張り巡らされていて、その向こう側には星一つない黒塗りの空が覗いている。風が全く吹いておらず停滞しているにも拘わらず空気は冷たく、ほとんど匂いを感じない。廊下の床は冷え切っていて、壁も手すりも同様である。廊下は照明により明るく照らされているが、その周りに虫は集まっておらず、不自然なほど綺麗な状態に保たれている。ドアに手を伸ばしても、鍵がかかっていて、引っ張ったり突進したりしても開くことはなく、実のところマンションを構成する物質を破壊できたという報告は今なお存在しない。仕切り板を超えて身を乗り出して見下ろしてみると、マンションの構造が下まで伸びていて、その途中で水面を突き破っていて、水没した照明がマンションを取り巻く水を青白くうすぼんやりと照らしていて、水の中に浮かび上がるマンションのシルエットは青く染まっていることに気づくだろう。小石でも投げ込まない限り、その水面は揺らぐことがなく、極めて平坦なガラスとも思える。
Level 246 N のマンションは水没していて、水面下にも限りなく階層が重なっていて、たとえ基盤があるとしても見えないほど深い所にあるかのように思われる。階段を使って降りてみれば、その途中で水に突き当たることになるだろう。極めて澄んでいて、波も全く立っていないため、浅い場合において視覚的に認識できる要素は屈折のみとなり、最初は階段や壁などが途中から縦方向に押し潰されていると錯覚するかもしれない。その水は氷点下に近い温度であり、舐めてみれば、しょっぱく、海水に近いことがわかる。その透明度は約 80 メートルほど下にあるマンションの凹凸が認識できるほどで、これは純水の透明度に近い。マンションの海中構造は、照明なども含めて変化しておらず、それなのに照明は正常に機能し続けている。
Level 246 N のマンションを探索しても、アクセスできるのは外廊下と階段のみであり、消火栓から水を得られるだけであり、食料となるものは見つからず、エレベーターも存在しない。エントランスに該当する構造も存在せず、宅配ボックスのような設備もない。外廊下を進んでも、わずかに凹凸する長方形のような構造をしていて、一周して元の位置に戻るだけである。マンションのドアと窓は開いておらず、内側に侵入することはできない。ごく稀に、ドアについている郵便受けにチラシが入っていることがあるが、極度に劣化していて、内容はほとんど判読不能となっており、かろうじて一番大きな文字で「空が割れて以来、めっきり大地は数を減らしたものですから」と書いてあることだけが分かる。
豪華客船
Level 246 N の豪華客船は、前述の通り、しばらく待てば、マンションのそばまでやってくる。豪華客船は極めて巨大であり、近くからでは全体像が捉え切れないほどであり、その白い塗装には瑕疵一つない。豪華客船の入口は側面に突き出していて、無数の照明で縁取られている。シャンデリアの如く明るく輝く内部が、開け放たれた扉の向こう側に見える。その大きな間口はちょうどマンションの屋上と同じ高さに揃っていて、停止状態において豪華客船とマンションの間にあるギャップは 30 cm ほどしかない。海の波は全くなく、船の揺れも全くなく、あなたが乗り込むのをただ静かに待っている。
Level 246 N の豪華客船に足を踏み入れると、すぐさまにその内装の美しさに息を飲むことになるだろう。それは、ラスベガスのカジノであったり、ヴィクトリア時代の宮殿であったり、様々な建築要素の複合体であり、それら全てがパッチワーク状に繋ぎ合わされている。ありとあらゆる場所が光で満ちていて、空調は薄着でも快適であるように調えられている。場所の雰囲気に合わせて音楽が常に流されていて、香料でさえも焚かれているようである。
Level 246 N の豪華客船の内部を探索していると、すぐさまにその内部空間構造が異常であることに気づくことになるだろう。一度進んだら、全く同じ道を引き返しても、元々いた場所に戻れる保証はなく、無数の部屋や廊下などが重なりあっていないと説明がつかない。いったんデッキを見つけて、外に出てみると、美しい岸辺の光景が見えるかもしれないが、デッキから船内に戻って、回り込んでみると、海になっていたはずの場所にジムがあったりする。
Level 246 N のレストランでは、そのテーブルの上に食料がおかれていることがある。その種類は様々であり、どれも美味であるが、納豆や白いんげん豆のペーストやトマトジュースなどが置かれている頻度が高いという報告があり、その意味はよく分かっていない。
入口
- Level 15 N や Level 616 N などで、豪華客船のクルーズを宣伝するポスターを見つけて、それに触れると、 Level 246 N に移動したという報告がある。
出口
- Level 246 N の中で礼拝室を見つけて、その中で祈ると Level 123 N に移動する。

