Level 243 N の「廊下」部分の画像
Level 243 N とは、バックルームにおける 243 N 番目の階層である。
概要
Level 243 N は、「廊下」と、「大通り」の2つの空間から構成される階層である。階層に侵入した放浪者は最初に「廊下」に到達する。
「廊下」は、照明がわずかしかない薄暗い空間であり、無機質な低い天井と床、壁から構成されている。気温は15℃程度、湿度は80%程度であり、肌寒く高湿度な空間であるが故に息苦しさを感じる放浪者も少なくない。壁の表面は冷たく、そして異様なまでに滑らかである。その一方で、床の表面はざらざらしており、放浪者が進むたびに「ガサガサ」といった何かが擦れるような音がすることも知られている。
「廊下」の通路の幅は平均して2mほどであり、入り組んだこの空間は、放浪者が進むたびに見えない部分の様相が変化することが知られている。放浪者が10分ほど歩き続けると「大通り」につながる道が出現するようになる。
「大通り」は、ショッピングモール内部のような空間であり、「廊下」とは異なる高い天井が存在している。気温は20℃程度、湿度は80%程度であり、「廊下」よりは過ごしやすい環境となっている。この空間は、幅約5m、長さ約20mの一本道の通路である。左右には店のようなドアも確認できるが、全て施錠されており、侵入することは不可能である。
「大通り」に侵入した放浪者は、上半身に紙袋を被った2、3体の実体が放浪者に向かって、歩いてくる1ことに気付くだろう。「大通り」は有限の空間であるため、放浪者は実体に追い詰められると身動きが取れなくなってしまう。そのため、実体を体で押しのけて転倒させる、もしくは押し返すなどして反対側の出口まで向かう必要がある。なお、この実体の詳しい性質については "実体" 項にて詳述する。
そのようにして「大通り」の出口に到達した放浪者は、再び「廊下」に到達する。以後は、「大通り」に侵入するたびに実体の数が倍増する他に変化は見られない。4回目から5回目に「大通り」に侵入した多量の実体を押しのけられなくなった放浪者は、壁に押し付けられ、そこに外れ落ちた後に Level 515 N に到達する2。これ以外の方法によって壁に外れ落ちる試みも行われたが、成功したという報告は現状存在しない。
「大通り」に4回到達した放浪者が撮影した実体の写真
実体
紙袋人間
「大通り」にのみ存在する実体である。放浪者に対して攻撃を行った例はないため、敵対的ではないとされているが、実体の紙袋の中を覗く行為は非推奨行為である。脚より上が全て長方形の細長い紙袋で覆われており、放浪者の間では "紙袋人間" と呼ばれている。また、目に当たる部分のみ、丸くくり抜かれた穴が2つ存在している。手に当たる位置も紙袋で覆われているため手を使うことはなく、脚のみを用いてぎこちなく歩いて移動する。手を使うことができないため、転倒すれば起き上がってくることはまずないが、実体が多数いる場合は後ろの実体が支えとなるため、そもそも転倒する場合自体が少なくなるだろう。
実体を転倒させる、しゃがむなどして紙袋の内部を覗いた放浪者は全て、内部を覗いた瞬間に気絶し、Level 372 N に到達していたと報告している。Level 372 N は非常に危険な階層であるため、これが紙袋の内部を覗く行為が推奨されていない理由である。また、実体が転倒するなどして紙袋の内部を偶然目撃することが階層移動のトリガーになるかどうかについての真相は不明である。
入口と出口
階層への入り方
- Level 124 N の掃除用具入れに侵入すると、 Level 243 N に到達する。
- Level 240 N に存在する紙袋を被ると、 Level 243 N に到達したという報告が存在する。
階層からの出方
- Level 243 N で前述した手段を用いて「大通り」の壁に外れ落ちると、 Level 515 N に到達する。
- Level 243 N で実体の紙袋の内部を覗くと、 Level 372 N に到達する。

