Level 23 N

評価: +42+x
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危険度: 4
空間信頼性: 安定
実体信頼性: 中立
情報提供待ち

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Level 23 N でよく見られる通路。案内看板はすべて無記名である。

Level 23 N とは、バックルームにおける 23 N 番目の階層である。

概要

Level 23 N は、日本の葬儀場を模したと思われる空間が無限に広がる階層である。階層内の通路から大小様々の斎場へ入室できるが、稀に葬儀場には似つかわしくない宴会場や火葬場が発見される場合もある(後述)。階層内は常に清潔で快適な環境であり、物資が比較的容易に確保でき、また各所の施設案内図により空間が把握しやすく安全な空間に見える。

しかし、後述する実体に干渉することで放浪者が致命的な被害を被る危険性がある点、そして出口も発見しにくく、空間が安定しているために外れ落ちることもできない点から相対危険度評価は「4」と評価されている。従って放浪者はこの階層にできるだけ立ち入らないようにして、この階層に到達してしまうような不審な行為は厳に慎んで貰いたい。

斎場

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Level 23 N に存在する斎場の一例。

告別式の看板が立て掛けられた扉から侵入可能である、最も Level 23 N 内で確認されている部屋。現実世界の斎場とほとんど同じ空間に見えるが、僧侶がいないにも関わらず音源不明な大音量のお経1を読む声と木魚の音が流れており、遺影や棺桶が存在しないことなど異様な雰囲気を漂わせている。

その規模は家族葬と思われる小さな個室から、数千人が集まる著名人の葬儀のような広大なホールまでさまざまであるが、それらの入口である扉には全く差異は見当たらない。しかしながら、どの部屋も照明や空調が完備されていて、お経や木魚の音が響いている点は共通している。

これらの部屋のうち、後述する実体が存在しないものは安全な空間である。放浪者がその実体に干渉することによってに致命的な被害が発生することを鑑みて、実体の存在する斎場には立ち入らないようにすべきである。

宴会場

通路で宴会場の看板が立て掛けられた扉から侵入できる和室。四方を障子で区切られた部屋に畳が敷かれ、大人数用の机と座布団が整然と並べられた典型的な精進落としの会場と思われる。斎場と同様に広さもまちまちで、四畳一間程度の時もあれば旅館の大広間程度の時もある。基本的に料理は置かれていないが、稀に会場で宴会をした後と思われる大量の飲み残しや食べ残しが発見される場合もある2。これらの料理は放浪者が発見した時点で冷え切っているが、摂食する分には何ら問題ない。脂っこく味の濃い料理ばかりだが非常に美味である。

宴会後らしき会場では必ず球状の物体を引きずったと思わしき赤茶けた液体の跡が畳の上に染み込んだ状態で発見される。会場を出て通路に繋がる赤茶けた跡を辿って行くと次第に周囲の照明が消えた薄暗い通路に移り変わり、最終的に階層移動が発生する。これは、 Level 23 N で最も容易な階層からの脱出方法である。前述の痕跡は球状の実体が這いずって階層移動を試みた跡ではないかという説もあるが、現在まで該当する実体の確認例は存在しない。なお会場を区切る障子から別の部屋に侵入可能に見えるが、存在するのは単なる壁だけである。

火葬場

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火葬場 に存在する火葬炉の内部。

Level 23 N の隠された場所3に位置するエレベーターで地下に降りる事で到達可能などこまでも広がる火葬場。火葬炉は数m間隔で規則的に配置されており、終端は確認されていない。基本的に施錠された状態で火葬中だと思われるが、稀に施錠されておらず空の棺桶だけが中に置かれた状態の火葬炉も発見される。

なお火葬中の炉からは燃焼音に混じって棺桶の蓋を叩いて脱出しようとする存在の音が聴こえる。階層移動に失敗した放浪者は火葬されてしまうのでないかと見る説もあるが、助けを呼ぶ声や悲鳴が一切確認されていない点から棺桶の中にいるのは実体ではないかとする説が根強い。

この火葬炉に侵入して、棺桶に身を滑り込ませて自力で蓋を閉じると階層移動が発生する。しかしながら、放浪者が火葬される可能性を否定しきれない点から、この方法は非推奨である。もし、前述の宴会後の会場を発見できなかった時の最終手段である事を覚えておいて欲しい。

実体

参列者

Level 23 N で頻繁に遭遇する人型実体。実体は一部の斎場で葬儀の参列者のように椅子に座って並んでいるが、そもそも Level 23 N の斎場には故人の存在が欠如しているため本当に葬儀のために座っているか不明である。実体の数は斎場によって0人の時もあれば100人以上の時もあるが、斎場が実体で満員であった様子は現在まで確認されていない。男性の実体はダークスーツ、女性は黒喪服、子供は制服を着用している。

特筆すべき点として、これらの実体は椅子に座って不動の状態を保っている。実体に意志が存在しているか定かでないが、女性の実体は延々と泣きじゃくり、男性の実体は真顔で目を大きく開いたまま座っている。実体を人間だと思って意志疎通を試みたり干渉したりすることは絶対にしてはならない。複数人で Level 23 N の斎場に運悪く迷い込んでしまった放浪者の内の1人が、実体に話しかけてしまうという事例があった。この時、話しかけた放浪者はそのまま無言で席に座り、衣服が瞬時にスーツに変化すると共に真顔で見開き始めたと報告されている。放浪者は実体に取り込まれてしまったと見られるが、この報告を受けて Level 23 N の記事が大幅改稿されてから Level 23 N での失踪報告数は減り始めている。

備考

  • Level 23 N の至る所に貼られている施設案内図は斎場、宴会場、トイレ、倉庫、事務所、控室などの場所が詳細に記載されており Level 23 N の探索に役立つ。しかしながら、前述の火葬場やそこに通じるエレベーターが一切記載されておらず、地下階の存在自体が隠蔽されているようにも見える。
  • 本来なら開いているはずの斎場の扉が厳重に施錠されている様子を目撃した報告例が存在する。扉からは普段聴こえる女声の嗚咽に混じって怒声じみた男声の万歳三唱が聴こえてきたという。放浪者は身の危険を察知して逃走したが、また数時間後におそるおそる同じ斎場を訪れると斎場の扉は開いており、そこに多数存在したであろう実体は1体も存在していなかったと報告している。
  • Level 23 N の壁掛け時計や放浪者が持ち込んだ時計の類は例外なく3:27 を指した状態で固定されている。この現象が原因で Level 23 N で時間を確認するのは不可能である。時刻が固定される理由は不明である。

入口と出口

階層への入り方

  • Level 9 N で仏壇の扉を開けると広がる内部の空間に足を踏み入れると、Level 23 N に到達する。
  • Level 420 N で中央の神殿以外の宗教施設を見付けてそこで神に祈ると、Level 23 N に到達する。
  • Level 906 N の電話ボックスで死者の電話番号に電話を掛けた所、電話が繋がった直後に Level 23 N に到達したという報告がある。
  • Level 966 N から飛び降りて 失踪 せずに、Level 23 N で目を覚ましたという報告がある。
  • 「葬儀場で迷って、道を尋ねる為にホールを覗いた。そのホールでは女性の参列者は延々と泣いて、男性の参列者は真顔で微動だにせず座っていた。怖くて中に入らず逃げ出したら、皆と合流できた」という旨の都市伝説が 現実世界 に流布している。現実世界の斎場から Level 23 N に到達する可能性がある。

階層からの出方

  • Level 23 N で宴会場の赤茶けた痕跡を辿り続けると次第に照明が消えた薄暗い通路に迷い込み、Level 240 N にいつの間にか移動している。
  • Level 23 N の火葬炉で棺桶に入ると耐火扉が閉まる音と共に意識を失い、 Level 609 N で目を覚ます。
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