Level 221 Nの路上で撮影された写真
Level 221 N とは、バックルームにおける 221 N 番目の階層である。
概要
Level 221 N は、アスファルトの路上にレンガ造りの様相をした“建物”とそれに付随する“発電所”1が碁盤の目のような形で続く階層である。空は常に真夜中のように暗く、しばらく見つめていると時折星が瞬くほど快晴だが、まれに降雪も見られ、地表にうっすらと雪が積もる場合もある。気温は0~5℃程度と思われ、空気を吸い込むと鼻の奥に厳しい冷気を感じ、息を吐くと白く蒸気が昇る。この階層の屋外を探索する際は防寒着が必要となるが、所持していない場合、建物内部に侵入することで寒さを凌ぐことが可能である。
階層内には建物の外壁に備え付けられた照明や街灯が設置されているため、光源になるものを持たずとも視界は確保されている。中には人感センサーを備えたものもあり、それらは放浪者が近づくと灯りが燈る2。また、後述の発電所と自動販売機以外に音を発するものはなく、路上を歩けば自身の靴がアスファルトを蹴る音だけが際立って聞こえる。
構造物
Level 221 N内の建物内部の写真
建物
路上の脇には、1階または2階建てのレンガ造りとみられる建物が続いている。建物の窓に近づくと、人影のようなものが動いて見える場合があるが、曇りガラスであったり、カーテンがしっかりと閉じられているなどの理由により、窓越しに内部の様子を伺うことはできない。ドアは施錠されておらず侵入可能だが、室内には外から見えていたような人影はなく、コンクリートの壁と埃っぽくがらんとした空間が続いているだけである。
室温は15~20℃ほどと思われ、長時間滞在しているとやや肌寒いと感じる程度である。建物内部は基本的に暗いものの、ところどころに光源不明のスポットライトのような光が差しているため、探索には大きな支障はない。内部に侵入した放浪者から、「人とすれ違うときに感じるようなわずかな空気の流れを感じた」という報告が2件されているにもかかわらず、実体はこれまでのところ未確認であり、前述した人影を見たことによる錯覚とも考えられているため真偽は不明である。
中には地下階が存在するものもあり、細い廊下で近くの建物同士が接続されている場合がある。地下階は地上階よりやや暗いものの環境に大きな違いはない。
発電所
まれに建物の横に併設されている白い壁をした構造物。近づくと低いモーター音のような音が聞こえる。ドアは固く施錠されており、窓はないため中の様子を知ることはできない。実際の用途は不明であるが、前述の建物と区別するため便宜上このように呼ばれている。
物品
自動販売機
階層内には、1時間休みなく歩くと1台ほどの頻度で自動販売機が見つかる。硬貨を入れずともボタンを押すことで温かい飲み物が入手でき、この階層内で体温を維持することに役立つ。報告されている限りでは、自動販売機から入手できる飲み物は温かいコーヒーや紅茶、スープのようなもの3などである。遠くからでもその存在が分かるほどの煌々とした灯りが燈っており、近づくと発電所から聞こえるモーター音に近似した音が聞こえる。
ベンチ
路上には1ブロックに1つ程度の間隔でベンチが存在する。大抵の場合、沿道に建物を背にするよう設置されているが、まれに路上の真ん中に連続して現れたり、道を塞ぐよう真横に置かれた光景も確認されている。また、ベンチの下には使い捨てカイロが落ちている場合がある。ほとんどは触れるとまだわずかな温もりを感じる程度に温かく、冷えた指先を温めることができる。
備考
- 建物の2階から窓を開けて路上を見下ろした場合、予想される高さよりやや高い位置にいて広範囲が見渡せたという報告がされている。念のため転落には注意すること。
入口と出口
階層への入り方
- Level 220 N の薄暗い部屋から外れ落ちると Level 221 N の建物屋内に到達する。
階層からの出方
- Level 221 N の路地を歩いていると開けた交差点に出ることがあり、そのまま進み続けると Level 222 N へ到達する。
- Level 221 N の建物の地下階の長い廊下を進むと、ごくまれに Level 89 N の吹き抜けの回廊に到達する。

