初めて投稿されたLevel 212 N
Level 212 N とは、バックルームにおける 212 N 番目の階層である。
概要
Level 212 Nは、木々に囲まれた、コンクリートで舗装されている坂道が延々と続く階層である。坂道は若干傾斜が急ではあるが、健康な成人ならば難なく上り切れるだろう。階層内は夜で固定されており、明かりは街灯1つのみであるため視界が悪い。気温も6℃程度と肌寒く、厚着をしなければ風邪を引く恐れがある。
この階層に立ち入った時、坂の目の前に立って坂の頂上を見上げているだろう。周囲を見渡すと背の高い木々が坂を囲んでおり、山の中のような印象を受ける。背後には建物が見えるが、不明な原理により木々の中に侵入できないため、詳しく調査することは不可能である。
右を見れば黄色く塗られた壁が高くそびえ立ち、壁の上には柵に囲まれた空き地が地平線の先まで広がっている。黄色の壁は一部色褪せていたり塗装が剥がれていたり、時にはヒビが入っていたりと老朽化していることが窺える。空き地は坂の下の方ではよく見えないが、上方へ行くにつれて見えるようになる。柵を登れば入ることもできるが、特に何も起こらないので入る意味は皆無である。
Level 212 Nで左を見ると見える建物。
左を見れば手すりの付いた背の低い壁と、その奥にいくつかの部屋から光が漏れ出る5階建ての建物が見えるだろう。1この建物と坂の間には隙間があるが、ネットが張られているため隙間から落下しても大きな怪我をすることはない。木はネットの下からもぽつぽつと生えており、ネットを押し上げたりぶち破ったりしていることが確認できるだろう。ネットの下に関しては、確認した放浪者曰く地面があるとは思えないほどの暗闇が広がっていたという。
坂を登り切ると、右方向に接続された人がすれ違える程度の幅の平坦な道に出る。その道では壁の上の空き地を1mほど上から見下ろすことが可能で、伸び切った雑草に埋め尽くされた空き地が地平線の先まで広がっている景色が見えるだろう。
その平坦な道を歩いていけば、先程と同じ坂、同じ景色が再び現れる。2そしてその坂を登れば、また平坦な道に辿り着き空き地を一望することになるだろう。位置からして空き地の上に空き地があるはずだが、どういうわけか空き地の上には空が広がっているのみである。このことから、Level 212 Nは空間の一部分を切り取り上下に繋ぎ合わせたような階層であると推測されている。
また、坂を下った場合上記の特徴に加え坂道と空き地が汚れていくことが分かっている。一度降りてみれば空き缶やペットボトル、汚れたチラシ3といったゴミが散乱し、防犯の目ポスターが坂と同じ角度で、30cmほどの間隔を開け何枚も貼られている光景を目にするだろう。
この汚れは坂を下るほど酷くなっていくようで、3回下った際にはゴミで地面が覆われ、異臭が漂い、防犯の目ポスターは間隔が狭すぎて意味をなしていなかったという。
実体
ピンクの光
実体を写した画像。放浪者の影が映り込んでいる。
坂を4回上り切り右へ曲がろうとした途端、背後から突風が吹く。その時後ろを向くと坂を上がり始めるピンク色の光が見えるだろう。この光は人間の徒歩程度のスピードで放浪者を追跡してくる。追跡のスピードは遅いものの左右へ動くときは非常に素早く、真っ直ぐ放浪者を追いかけられる位置に的確に移動する。
この実体に追いつかれるとLevel 337 Nに外れ落ちることが分かっている。Level 337 Nは危険な階層であるため、実体に追いつかれることによる移動は推奨できない。
この実体は坂を4回上りきらなければ現れず、実体が現れた後もしばらく坂を上り続けることになる4ため、疲労している場合は念入りに休憩を取ってから上り始めることをおすすめする。
備考
1件のみ、「坂を上りきった」という報告がある。
その放浪者は坂を20回上った後、突如として見知らぬ舗装道に出たという。右に見えた下り坂を10分間ほど下り続けると1軒の家の前に辿り着き、扉を開けると中はLevel 213 Nの廊下であったと報告している。
坂を上り切った先。
入口と出口
階層への入り方
- Level 211 N で街灯の明かりが見える真っ暗な部屋に入ると Level 212 N に移動する。
- 屋外の街の様相を持つ階層でこの階層のものと同じ上り坂を発見し、上ろうとすると不意にLevel 212 Nに移動する。
階層からの出方
- 坂を上り続けていると、Level 34 N、Level 222 N、Level 711 Nの何処かに不意に移動する。
- 実体に追いつかれると、Level 337 Nに移動する。
- 坂を上りきり、その先に見えた下り坂を下りると1軒の家の前に到着する。扉の先はLevel 213 Nだったという報告が存在する。

