はじめて投稿された Level 199 N の写真。
Level 199 N とは、バックルームにおける 199 N 番目の階層である。
概要
Level 199 N は、花柄・あるいはレース状のカーテンで廊下のように区切られた薄暗く細長い空間構造を持つ階層である。古びたフローリングの床にはクッションマットが嵌められたパズルピースのように整然と敷かれており、この上で走っても足音はほとんど吸収されて響くことがない。階層内での温度・湿度は概ね高温多湿で過ごしづらく、木製の梁が剥き出しの天井もやや低く圧迫感を覚える空間である。むせかえるようなほこり臭さと、わずかにヒノキの入浴剤のような木材の良い香りが、この空間全体を常に満たしている。この階層内で有意な物資が見つかることはほとんどない。1
多くの報告では、ほかの階層の壁に不格好に施工されている木製のドアの先へ進もうとして Level 199 N に外れ落ちている。その場合、外れ落ちたのちはじめに目にする光景は、両端を木製のドアに挟まれたカーテンの廊下である。このときの階層内は、あなたが立っている側にあるドアの摺りガラスから差し込む僅かな光のみによって照らされており、ここから遠ざかるにつれて光がどんどん減衰していく。音のなくほの暗い廊下をしばらく進み、眼前すぐに見えるドアを開けようとすると再び外れ落ち、ドアの先に足を踏み入れるようにして他の階層へと転移してしまう。このような廊下の構造が、わずか 3メートル ほどの長さしかなかったり、極端な場合は 2キロメートル ほどドアも何もなく続いていることもある。
Level 199 N の全体の構造は、長細い廊下のみで構成された小規模な階層ではないことがわかっている。カーテンの直下に潜りこみ、眼前にある分厚い布地をくぐり抜ければ、どこまでも規則的に敷き詰められたクッションマットが立ち並ぶ、特に何もないようにみえる空間が広がっている。おそらく、この空間全体は、マットの敷かれた無限遠まで続く部屋に、時々ぽつりと2対のカーテンが垂れ下がり小さな廊下を構成しているような大規模な構造を有していると推測されている。
入口と出口
階層への入り方
- Level 24 N の特に細い道の先が木製のドアになっている場合があり、この先は Level 199 N となっている。
- Level 106 N のコンサートホールの客席脇に不自然にカーテンで閉ざされた入口があり、これを開くと木製のドアが施工してある。このドアの先は Level 199 N となっている。
階層からの出方
- Level 199 N で木製のドアを開けると、多くの場合は、Level 24 N や Level 106 N などの元居た階層に移動する。時折、出口が Level 200 N の電車内に唐突に面していることがある。
- 一例のみ、Level 199 N のカーテンの外を闇雲に走り回っていたら、気が付いたら Level 50 N の階段を駆け上っていたという報告が存在する。

