Level 193 N

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危険度: 3
空間信頼性: 安定
実体信頼性: 不明
情報提供待ち

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Level 193 N 内部のバルーンアーチの写真。

Level 193 N とは、バックルームにおける 193 N 番目の階層である。

概要

Level 193 N は白黒灰色のモノクロ写真を想起させるようなデザインで統一された、海外様式のパーティー会場に見える空間である。内部にはイベントホール、キッチン、設備室等の屋内構造が扉や廊下を隔てて何処までも連続しているように見える。壁や天井には電飾や旗飾り、風船などが飾られ、机の上には食品やクラッカー等のパーティ用品が見られる。これらは本来、部屋をカラフルに彩るはずの色彩の一切が失われている。1この性質により空間全体の雰囲気は重苦しく感じられるようであり、 "洞窟"や"牢獄"のような圧迫感があると形容される。また一部の放浪者からは 「自身に鮮やかな色が有るということに世界から断絶されたような違和感と疎外感がある」 という報告が行われている。

空間内の環境はやや低温であるものの安定的であると報告され、気温は10℃程度、湿度も大凡50%の状態が継続している。風船や紙吹雪等が動かないほどに空間的には無風かつ静寂な環境であり、放浪者が何らかの干渉を行わなければ耳鳴りや照明からの微かな動作音が不快な程に気に障る。床には割れた風船や紙吹雪等の残骸をかなり頻繁に見ることはできるが、それ以外の一般的な埃や後述する食品等の汚れは不自然なほどに見られず清潔であることが知られている。

空間的に能動的な危険は知られていないが、安定的な脱出にはリスクがあるため、可能な限りこの階層への到達は避けるべきである。

空間構造

空間構造については パーティー会場キッチン 等が中心として知られている。

パーティー会場

この空間の中心であり、最も頻繁に見られる。この階層に到達した放浪者もほとんどの場合においてこの場所で目覚める。

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パーティー会場 の写真。

パーティー会場においては、レイアウトや構造自体は異なっているものの現在の所、必ず同じ数の椅子が見られることが知られている。2会場内にはグラスや皿等の食器、アルコール飲料を思わせる瓶が配膳されているが、内容物が入っていることは後述する物品を除いて極めて稀である。内容物については数例ではあるがグラスに液体が入っているという報告があり、飲用した放浪者によると「味は硬度の高い水に似ており、酷いカルキ臭と生ぬるさにより極めて不快だった」と報告している。

部屋の隅にはクラッカーやパーティーハット等のイベント雑貨が山と積まれた移動式のテーブルが見られる場合がある。これらは通常通り使用可能であり、クラッカーや吹き戻しの音で静寂や孤独を紛らわすのも悪くないだろう。

キッチン

パーティー会場 に次いで頻繁に見られる。内装としてはモダン建築的な特徴のものが多く、 パーティー会場 と一体化したものも決して少なくない。

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キッチン の写真。

内部にはコンロやオーブン等の調理機器が見られ、それらは通常通り使用可能である。しかしながら冷蔵庫やキャビネット等を開いても内部には調理可能な食品は全く見られず稀に砂糖漬けの缶詰が転がっているのが確認できる程度である。

実体

風船

Level 193 N 内の全域で見られる。一見してただの風船であるが、放浪者が近くを通ると自発的に破裂することが知られている。破裂すると内部から細かく切られた写真のフィルムのような破片が散らばることが知られている。写真は何かを写しているようであるがブレが酷く、またその著しい破損により何を撮影したものか不明である。

これらの性質故に単に完全に静寂な空間を裂くような破裂音による精神的負荷以外に危険性は無い。しかしながらこの風船が自発的に破裂しているように見える点から何らかの意思を持った実体であると仮説が立てられている。

物品

ケーキ

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ケーキと写真。

パーティー会場の内部に必ず一つ存在する。典型的なスクエアケーキであり、中心に女性を撮影した写真がプリントされ"Class of 2015" と筆記体でデコレーションされている。

味付けについては典型的なアメリカ的な味であると形容でき、吐き気を催すほどの過剰な甘さと隙間のないスポンジ、バター仕立ての大味なホイップなどの複合的な要素によりお世辞にも美味しいとはいえない。とはいえ安定して入手できる唯一の食品のため脱出までにケーキで食いつなぐ放浪者も少なくないとされている。

錠剤

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錠剤の写真

稀に パーティー会場 の皿の上に30粒程度纏まって見られる。味的には柑橘類に似た強い酸味とコーヒーのような苦味と形容され、口に含むと唾液で容易く溶解する。これを飲み、椅子に腰掛けていると少しずつと意識が朦朧とし、最終的に放浪者は深い眠りに着く。

眠りについた放浪者は必ず一定の特徴のある共通の夢を見る。夢から覚めた放浪者は多くの場合別の階層へと到達している。

備考

目覚める場所について

多くの放浪者は パーティー会場 の内部で目覚めると上記したが、より詳しく情報を整合するとバルーンアーチの前で直立して立っている場合が高いことが判明した。バルーンアーチの下には殆どの場合において長机が置かれており、そこには名簿や日程表などの帳簿とパーティーハット等の用具が置かれている。名簿には現在の所誰の名前も書かれておらず、これに記載してもなにも起こらない無益な行動であることが知られている。

夢について

夢について共通する部分も含めて放浪者が報告した中の一例を示す。

共通部分は 強調 する


私の観た夢について



威風堂々 が響いている中で私は 目が覚めた 。辺りを見渡すと 私のクラスメイト笑顔 で座っている。

そうだ、私は自身が 卒業式 に出ていることを思い出した。手にはいつの間にか 卒業証書 を握っており、式は無情にもやや早足で進展し先生の激励の言葉とともに会は終わった。

席を立った私はクラスメイトについていき、最後の 集合写真 を撮影した。そして目を焼くようなフラッシュとともに チャイム が名残惜しそうに鳴った。

そうしているとクラスメイトは徐々に雑談を切り上げて 会場を後にしていく 。私も追いかけようと席を立とうとしたが、いつの間にか 体が動かない ことに気がついた。私はピースと愛想笑いの姿で彼らが光の先に消えていくのを見送ることしかできなかった。

終ぞ起こされず無人になった夕闇の部室に似た静寂の中でただ前をみていると少しずつ 瞼が開かなくなり、意識が遠のいていった。消え入る間際に誰かの呼びかける声が聞こえた気がした。


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到達した先の写真。仄明かりの下にガーベラが飾られていた。

備考
目が覚めたると椅子に腰掛けた状態で Level 213 N の一室に到達したと報告している。

イレギュラー報告

稀に見られる部屋について


入口と出口

階層への入り方

  • 別の階層を探索していると少しずつ意識が薄れていき最終的に Level 193 N に到達する。Level 21 NLevel 81 N で発生したという報告が有意に多いが関連性は不明である
  • Level 34 N で楽しそうな声が漏れる側溝へと体をねじ込み這って進んだ放浪者が Level 193 N に到達したという報告がある。 

階層からの出方

  • 階層を探索し続けると不意に別の階層に到達する場合がある。現在報告された階層は Level 149 NLevel 211 NLevel 609 N などの扉やふすま等のしきりの多い階層が大半であるが入口と同じく関連性は不明である。
  • Level 193 N錠剤 を飲み、一連の夢を見ると最終的に Level 213 N に到達する。



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