Level 174 N とは、バックルームにおける 174 N 番目の階層である。
概要
Level 174 N の廊下。看板には"八重洲地下街"と記載
Level 174 N は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行に伴う外出自粛要請時1に撮影された東京都地下街のような光景が無限に続く空間である。
この空間は現実の東京都地下とは一転して、全く入り組んだものではない。ほとんどの箇所を先が見えないほどの長い廊下が占めており、分岐や階段はほとんど数分おきにしか見かけない。多くの時間はどこまでも続く廊下をひたすら歩くことになる。そして、通路両脇のシャッターはすべて閉まっている。
地下道全域は特有のひんやりとした空気感に保たれ、薄着なら肌寒く感じる程度の温度感である。長期間の探索が苦になるほどの環境ではないといえる。
"上野中央通り地下道"
散見される案内表示は、東京都内23区の実在地名を無作為に抽出したものであり、連関性は認められない。所々に掲示されている地下鉄路線図からはほとんどの駅が欠損しており、巨大な山手線の円環の中にはわずか3駅ほどしか存在しない。
空間中のところどころでパーテーションで封鎖された地上への階段が見かけられ、階段の先からはわずかに陽光が差し込む。地上からはわずかに鳥の鳴く声や木の葉が揺れる音、そして青信号のビープ音などが響いている。が、一切の人の痕跡が欠落しており、車輛が往来する音や、人々が歩き会話する声は聴こえない。この階層の地上へと脱出する試みは成功していない。
2023年5月に新型コロナウイルスが5類感染症に移行され、徐々に社会的なコロナ禍が落ち着きつつある中で、Level 174 N へ外れ落ちた旨の報告は急速に増加している。
"政府の「緊急事態宣言」を受け、臨時休業いたします"
入口と出口
階層への入り方
- 現実世界 の東京地下街から急に人が消えたかと思えば、いつの間にか Level 174 N に到達している。2023年以降増加したケースである。
階層からの出方
- Level 174 N で先の見えないほど長い登りエスカレーターを見つけ、数分間ほど乗り続けていると、その先は Level 860 N の百貨店になっている。
- Level 174 N で体育座りをして仮眠を取っていると、起きたら Level 213 N の空の浴槽内で誕生日ケーキとともに佇んでいたという報告がある。

