Level 170 N の通路。
Level 170 N とは、バックルームにおける 170 N 番目の階層である。
概要
Level 170 N は地下鉄の駅構内、特にロシア圏のものに酷似した空間が無限に広がる階層である。階層内の気温は24度ほどで湿度はある程度の差があるものの、地下鉄駅における構造上の風通しのよさから低い値である。またそれによってどこにいてもかすかな風の流れを感じ、そして体感は数値上よりわずかに涼しい。まれに見つかるコンセントから充電が可能であることを除けば、当階層から物資は何も得ることができないことに留意すべきである。
当階層は主に様々な分岐を伴う通路、プラットホーム、それらをつなぐエスカレーター、改札口で構成されている。構造は基本的には古びており、プラットホーム以外はあまり特徴がなく地味な色を基調としていることが多い。多少の汚れやほこりが存在する一方、ごみや落書きはなく最低限の清潔さは保たれている。
それらの構成に規則性がないことや没個性的であることから迷いやすくなっている。また、構造一つ一つが長く、階層移動も容易ではないため、長時間の移動は覚悟しなくてはならない。階層自体の階層が不安定であるため、外れ落ちてしまい目的の階層にたどり着けなかったというケースもある。
案内標識が随所に見られるものの、正しい情報は書かれていない。標識の文字はすべてキリル文字である。殆どはロシア語であるがブルガリア語やクリミア・タタール語など、他の言語もたまに見られるようである。1他にも同様の性質をもった広告が壁に打ち出されていたり、創業記念の看板が存在していたりすることがある。
Level 170 N のエスカレーター。
通路同士、あるいは通路とホームは殆どの場合エスカレーターによって接続されている。稼働しているものの、エスカレーターひとつひとつが通常のものより長いうえに、一メートルほどの踊り場を挟んで連続しておかれていることもよくあるため、立ち止まって身を任せたままだととても退屈である。エスカレーターは必ず三基以上並列して存在するものの全て同じ方向に動くため、下りのエスカレーター同士に挟まれて出るのが億劫な状態に陥ることもある。
画像のような照明が一定の間隔で置かれている。その形状はすべての報告において同じで、置かれている数のみ異なる。少し眩しいことを除けば基本は害をなさないが、「突如として照明それぞれから「ここは駅改札口です」という音声が大音量で何度も響いたため、急いでその場を離れた」という報告が存在することは頭に入れておくべきだろう。
特徴的な標識。
さらに階層内の分岐には上記のような特徴的な標識が見つかる場合がある。実際に通ったとしても特に何か起こるわけではない。また、行き止まりだったり、一方通行になっていたりするわけでもない。ただ、気味が悪いとしてそのような標識のある道を忌避する放浪者もいる。
改札口
改札口は後述するプラットホーム以外のすべての平坦な通路に現れることがある。通常と同じく通路の端から端までを覆うように存在し、同じ通路にいくつも存在したり、階段を下りた先で前後左右どこへ行くのにも改札を通らないといけないという状況に陥ったりすることもある。改札は全てフラップドア型2の自動改札機である。しかしながら何もせずとも通り抜ける事が可能である。まれに動作するものもあるが、その閉まる勢いとは裏腹に少し力を入れて押し返せば簡単に開くようである。
一つの通路に十数個存在する場合では一つの改札口に対して一つのみしか改札が開いていないことがある。閉じているものをこじ開けようとしてもびくともしないが、くぐったり、上から超えることはできる。そして、どんな方法でも最後まで通り抜けると一斉に開き、元に戻るようである。また、最初から最後まで開いた改札を通り抜けた人物は例外なく、最後に通ったものから無地の切符が出てきたという旨を報告している。
プラットホーム
Level 170 N のプラットホーム。
階層内には通路のほかにプラットホームが存在する。全ての例において一本道であり、中央にホームが構えられ両端に線路が通っている形式である。プラットホームの端から端まではエスカレーターを降りた場所から見ようとしても、障害物となるものがほとんどないもかかわらず、最奥が全く見えないほどに長い。
プラットホームは他とは違い、芸術的な見た目をしており、天井や柱などは現代あるいは近未来的なもののようなよくある様式のほかにロシア圏で過去見られたことのある建築で飾られている。装飾一つ一つをよく見ると塗装が剥げているなどやはり年季の入った状態であるが、適切かつ欠けのない照明がその美しさをなんとか維持している。外壁には隙間なく壁が存在し、一般的な壁面であることもあれば雄大なフレスコ画が端から端まで描かれていることもある。
ホームと線路の高低差はそれなりにあるものの、ホームドアや可動式ホーム柵といったものは一切見かけられないためある程度容易に降りることができる。降りた先には本来あるはずの線路の代わりに、端から端まで途切れることなく動く歩道が敷かれている。
動く歩道は常に稼働しており、両方とも同じ向きに進む。これは風の吹く向きと同じであるとされている。壁とくっつくように存在する手すりはある程度装飾されている一方、踏み面はエスカレーターのものと同じく無機質なままである。
そして、そのままどちらか一方向に進むと、トンネルを挟んで別のホームへとたどり着く。しかしながら、定期的に照明が設置されているとはいえ当階層の中ではかなり暗い部分を長時間進むことになるため、通るべきではないとされている。
入口と出口
階層への入り方
- Level 125 N に存在する地下への階段を下ると Level 170 N に到達する。
- Level 960 N に存在することのある、先の見えないエスカレーターにしばらく乗っていると Level 170 N のエスカレーターに合流する。
階層からの出方
- Level 170 N で外れ落ちると Level 188 N か Level 1.1 N へ到達する。
- Level 170 N のホームを進んでいると轟音が徐々に聞こえ始め、そのまま Level 81 N へ到達することがある。
- Level 170 N の通路を歩いていると近未来的な装飾が施された、壁も床もメタリックな通路を見つけることがあり、そこを進むと Level 52 N の最上階に到達する。

