Level 16 N
評価: +5+x
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危険度: 3
空間信頼性: 安定
実体信頼性: 中立
情報提供待ち

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Level 16 N 内を撮影した写真

Level 16 N とは、バックルームにおける 16 N 番目の階層である。

概要

Level 16 N は古い木造家屋の階段である。階下には土間とおもわれる光景が広がっているものの、後述する理由から侵入することはできず、実際に存在する空間であるのかも含め不明である。また、土間の戸口には一体の人影が立っているが、冒頭に掲載した画像からもわかるように、その姿は激しい逆光のため黒く潰れ、非常に不鮮明である。だが、そのシルエットや大きさから「おそらく着物姿の成人女性である」と証言する者が多い。

つまるところ、 当階層内で放浪者が移動可能な範囲はこの階段上のみであり、当然、食料等の補給はできず、休息をとるにも不適である。気温はやや肌寒い程度で過ごしやすく、特別な危険もないものの、滞在する必要性は皆無といえる。

これまで Level 16 N に到達した放浪者は、全員が階段に立ち、階下を見下ろす状態で到達している。また、このときの位置は必ず下から数えて 10 段目である。この位置から放浪者が移動しようとしたとき、つまり、階段を昇り降りしようとした場合、以下の現象が発生することがわかっている。

まず、上へ昇る場合だが、結論から言えばこれは不可能である。何故ならば、そもそも上へと続く階段が存在しないからだ。具体的に言えば、上へ登ろうと振り返ると、そちらも下り階段であり、やはり、階下には件の人影が立っている。これは単に階段の構造が逆V字形であり、その頂点となる位置に放浪者が立っているのだとも考えられるが、報告によれば、振り返らず横目で見ると「たしかに上方に階段が続いているように見える」とのことであり判然としない。次に、階下へ降りようとした場合であるが、報告者は「いくら降りようとも階下との距離が縮まらなかった」と述べている。感覚としては「ゆっくりと動くエスカレーターを逆走している」ようであったという。

このとおり、当階層ではどのような行動をとろうと放浪者の立つ段数やそこから見える光景に変化はない。しかし、「一段降りるごとに、背後から数を数える声が聞こえる」という報告が挙がっている。カウントは 99 からはじまり、以降、一段降りるごとにひとつづつ減ってゆく。この声は幼い子供のように甲高いもので男女の別は定かでなく、口調も舌足らずであったという。なお、この声の特徴については、すべての報告で一致している。

また、これに伴い、障子か襖を勢いよく開けるような音、そして床を走るような激しい足音も確認されている。しかし、先述した通り、放浪者の後方は、前方と同じく下り階段になっている。その階下にはやはり土間が広がるのみであり、声の主はおろか襖や障子も確認できず、よってこの音の発生源は定かではない。なお、この声と音は降りるごとに徐々に大きくなり、近づいてくるようであったという。

入口と出口

階層への入り方

入り口となる階層は放浪者によって異なり、特定することはできない。ただし、いずれも民家の室内に似た構造の階層であるという点では共通している。報告によれば、先のような階層で睡眠をとり、目が覚めると Level 16 N に到達していたという。

階層からの出方

Level 16 N からの脱出方法についてだが、概要で述べた人影がこちらに背を向けているように感じた場合、そのまま十数分ほど待機すればよい。しばらくすると、人影が戸口から外へ出ていき、それと共に放浪者も他階層へ外れ落ちる。報告ではこちらのケースであることがほとんどである。なお、人影がこちらを見上げているように感じた場合は、仕方がないので両手の爪をすべて噛んで剥がすように。1

なお、移動先の階層はケースによってまちまちであるが、比較的に以下の階層へ外れ落ちる例が多い。

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