クレジット
タイトル: Level 149 N - "不可能網路"
著者: incorrectsummary
作成年: 2022
備考: この記事は、incorrectsummary による "Level 149 η" (Fandom-Backrooms-JA, 2022) を原著者自身が改変したものです。
Level 149 N 内部の画像。扉の一つひとつが同じような別の空間へと繋がっている。
Level 149 N は、バックルームにおける 149 N 番目の階層である。
概要
Level 149 N は、折れ曲がるふたつの壁に挟まれた狭長な空間である。
壁紙や扉、カーペットは白色で、大量に存在する扉は木製である。照明が若干まばらに配置されているため場所による明暗の差が大きく、扉の凹凸や壁の折れる場所に陰影を作り出している。室温は温暖で、空調設備が存在しないため空気が澱んでおり、階層全体が古びた屋内の湿度に満ちている。自分が立てる音以外には何も聞こえず、年季の入った木材とカーペット、そして湿度が反響を減衰させる。壁面には扉が並び、これによって同じような無数の空間が網状に相互接続されている。
左右の壁がそれぞれ勝手な地点で鈍角に折れ曲がるため、この空間の幅は安定しない。この特徴から、一見して廊下というより、壁に挟まれた隙間という表現が適当であるように思われる。この空間は一般的に狭く、壁と壁との間が 1.5m 程度よりも広くなることは稀で、通行できないほど狭くなる場合もある。一方、突き当たりまでの距離は空間によって違い、短いもので1m程度から、何日歩き続けても果てが見えないものまでが存在する。三叉路や十字路などの分岐構造も見られるが、出現頻度は低い。
空間の接続
扉を開くと、それまでと同じように白く、陰影にくすんだ狭い空間がその先に存在する。しかし、隣り合った扉のそれぞれは、似ているが全く別の空間へと物理的・距離的な整合性を無視して接続している。大量の扉が複雑に接続されているため、一般的な方法による網羅的な地図化はほとんど不可能である。
壁面の扉は別の空間の突き当たりへと繋がり、突き当たりの扉は別の空間の壁面へと繋がっている。壁面の扉の数が突き当たりの扉の数と比較して明らかに多いため、複数の扉が同じ突き当たりの扉へと接続しているとする仮説や、一対一で接続された扉のある空間が無限に存在しているとする仮説が考えられる。
物品
ほとんど見られないが、出来損ないの部屋のように少し広くなった場所に、いくつかの調度類が配置されていることがある。大抵の場合、椅子やサイドテーブル、帽子立てのような小さなものが孤立して置かれているに止まり、壁面には小さな棚や、窓のような形のガラスや鏡がはめ込まれている場合もある。これらは白色を基調としたデザインであることが多いが、この空間そのものよりもデザインに幅がみられ、カラフルなチャイルドチェアや用途不明のフェルトの集合体なども発見されているようである。ときには家具類と共に飲食物や道具などを見つけることもあるが、その健全性は保証されない。
実体
稀に、小児ほどの大きさで手足が長い昆虫、あるいは動物のようにも見える黒色の存在に遭遇することがある。この実体については情報が少ないものの、人間に対して敵対的であると考えられるため、接触されないように注意が必要である。実体は扉を開けることができ、ほとんど音を立てずに人間を追跡する。蝶番の軋む音が聞こえたなら、実体が通路の先を通り過ぎたか、あるいはあなたを追跡しているかもしれない。可能な限り多くの扉を素早く通り抜けることで、この実体の追跡を振り切ることが可能である。
入口と出口
階層への入り方
- Level 4 N や Level 433 N などで場違いな白い木製の扉を見つけると、いつの間にか Level 149 N へと移動している。
- Level 149 N へと繋がる白い扉が各地に出現することがある。
- バックルームや現実世界で、白い壁に外れ落ちて Level 149 N へと移動したとする報告が複数存在する。
階層からの出方
- 空気が乾燥しているとき、その空間を奥へ進むと Level 14 N へ移動する。
- ネームプレートのある扉を開くと Level 50 N へと移動する。
- 全ての明かりが消灯された空間を進むと Level 61 N へと移動する。
- 扉を開くと他の階層へと接続していることがある。 現状では接続先に規則性は確認されておらず、奈落 のような暗闇が広がっていたという報告も存在する。

