Level 116 N では人間に酷似した敵対的な実体に遭遇する危険性がある。
付近に存在する人間の衣服及び所持品がある特定の職業に基づいたステレオタイプ的なものである場合、この実体である可能性が極めて高いことに留意して行動すべし。
追記: Level 116 N に存在する実体に関する情報をむやみに拡散することは不必要な混乱を招く恐れがある。情報の共有の際は誤解される可能性のある情報が存在しないか、入念に確認したうえで行うことが望ましい。詳細は"実体"の項に存在する追記を参照すること。
Level 116 N で普遍的に確認できる区域の例
Level 116 N とは、バックルームにおける 116 N 番目の階層である。
概要
Level 116 Nはコンテナヤードを模した約30m四方の区域が規則的に果てしなく広がる空間である。気候及び時間帯は常に滞在に支障をきたさない程度に快適な、晴れた昼の状態を保っている。空間全体に磯の香りのような、ツンとした匂いが漂っているほか、若干湿り気のある涼しいそよ風が吹いている。以上の景観及び感覚のため、多くの人間は海沿いの流通管理施設の敷地内にいるかのような錯覚に見舞われるが、実際にはこの階層には海は存在しない。
この階層には衛生的に問題のない水を出す蛇口が存在するほか、未開封のエナジーバー等が発見できることもあり、資源の補給が可能な階層ととらえることもできなくはない。しかし、後述の実体の存在を主な理由として、定住に向く階層とは言い難いと思われる。
区域
Level 116 N の上面図のイメージ。この図では9つの区域のみが描かれており、その他は省略されている
各区域の構造は、アスファルト及びコンクリートから成る床を持ち、中央にコンテナ複数個が正方形状に配置されており、四方を4~5m程度の高さの金属及びレンガ製の壁に囲まれていて、各方面に一か所ずつ他の区域への出入り口が存在しているという点で共通している(右図参照)。
区域間を仕切る壁には隣の区域への出入り口とは別に、倉庫やガレージにみられるようなシャッターや扉などが存在している。これらはこの階層への入口としてよく使われるが、通ってきたシャッターや扉がひとたび閉じられればそれは直ちに施錠され、後戻りはできなくなるようである。一見、そのような装飾からして、これらの壁は流通管理施設の外壁のようにも見えるが、壁は厚さが約30cmほどと非常に薄く、よく撮影用のハリボテのようであると例えられる。
このような全区域に共通する特徴以外にも、区域によっては廃棄されたタイヤのチューブや多様な大きさのゴミ箱、昇降用の足場等が不規則に配置されていることがある。床は所々舗装が剥がれて地面が露出しており、そこにはよく雑草や高木及び低木、枯れ木などが生えている。このような小物群の陰には、前述の蛇口やエナジーバー等の資源が存在することがあり、探索の際はこれを活用すると良いだろう。
実体
人間型の実体
実体の一種を遠距離から撮影した画像。実体の顔部分は後述の理由により修正済
当階層内を徘徊する日本人の青年のような外見の実体。複数個体が存在しており、その衣装や持ち物には多様性がみられるものの、身体的特徴は全て同様となっている。人間に類似するという特徴から、知識のない人物はこの実体に遭遇した際、別の放浪者を見つけたという誤認を起こしやすい。しかし、その衣装及び持ち物に注目すると、何らかの実在する職業をステレオタイプ的に投影したような、違和感を覚えるもの1であるという点で、通常の人間とある程度の識別をつけることが可能である。この実体は発話能力を有し、日本語を話すことができるものの、意味のある対話に成功した例はない。
この実体は人間を見つけ次第、支離滅裂な言葉を口にしながら人間を追跡、攻撃し始める。その際、恐らく全ての個体が所持している物品を人間に向けて投げるという攻撃手段をとること2が知られている。この際、物品は不明な原理で補充され続けるようであり、攻撃の手が止むことはない。
この実体は追跡中の人間が物陰に隠れる等の要因で自身の視界から外れた場合、すぐさまそれ以上の追跡をやめるようである。追跡中の人間が隠れる瞬間を完全に目撃した場合などであっても、その物陰を調べる等の深追いを行わず、まるで最初から何も追いかけていなかったかのように徘徊行動に戻るという。当階層にはちょうど身を隠すのに適したコンテナや小道具、植物等が多数存在するため、危険を感じたらそれらを利用するのが良いだろう。一方、隠れていた人間が再び視界に入れば追跡及び攻撃を再開するため、一度捕捉から外れたからと言って油断は禁物である。
追記
前述の実体について、その全ての個体の容姿及び声が 雄田 政義 氏3に酷似しているという指摘が有識者によりなされた。氏には2026年現在までにバックルームに侵入した等の経歴は確認されておらず、当階層の実体と氏との類似性に関する情報は一切得られていない。
当初はこの事実に対し特に大きな措置は取られていなかったが、当実体の行う一般的に不可解な振る舞い──とりわけ当実体が意味不明な言動を行ったり、こちらに危害を加えたりするさま──が氏のものであると誤って拡散されることにより、現実世界を巻き込んだ氏への風評被害が発生することが懸念された。そのためウィキスタッフによる決定のもと、当記事の現在の版では一部画像の編集及び一部メディアの削除措置がとられている。当実体に関連する情報の共有を行う際はこのような経緯を理解したうえで、誤解を生むことのないよう慎重に行ってほしい。
入口と出口
階層への入り方
- Level 2 N に存在する "\人気です/" と創英角ポップ体で記述された張り紙の存在する扉を開けて中に入ると、 Level 116 N に移動する。
- Level 124 N に存在する "Collabo Room" と刻印がなされた扉を開けて中に入ると、 Level 116 N に移動する。
- Level 960 N に存在する、スプレーアートが存在するシャッターを開けて外に出ると、 Level 116 N に移動する。
階層からの出方
- Level 116 N に存在する、内部が非常に深い穴になっている移動不可能なゴミ箱の中に飛び込むと、 Level 31 N に移動する。
- Level 116 N の解放された黄色いコンテナの中でしばらく過ごすと、気づいた時にはLevel 117 N に移動している。

