Level 11 N で撮影された写真
Level 11 N とは、バックルームにおける 11 N 番目の階層である。
概要
Level 11 N は、現実世界における日本の都市圏の繁華街に似た空間が広がる階層である。
気温・湿度は常にやや高温多湿であり、多くの人にとっては少し蒸し暑いと感じられるが、活動上大きく支障をきたす程ではない。
現状明確に敵対的、あるいは放浪者に有害な実体や身体・精神に悪影響をもたらす異常現象は確認されていない。
有用な物資も比較的見つけやすいため多くの放浪者から安全かつ生活基盤を確保しやすい階層と見做されているが、活動の拠点とする場合、住環境として適している場所の少なさと後述する空間の不安定さについては留意しておく必要がある。
Level 11 N 内の建造物の内装
Level 11 N には一般的な雑居ビルに類似した外観・内装の建造物が高密度で立ち並んでおり、内部の各フロアは多くの場合何らかの店舗を模したような構造になっている。
ビルの外壁には高照度の光源が入った多数の看板が取り付けられているが、いずれも意味をなさない記号や未知の文字が羅列されているのみである。また、ビルのフロア数に対して過剰に多く設置されていることも多い。
外観と内装は大抵の場合一致しておらず、「コンビニだと思って入ったら居酒屋のような場所に出て困惑した」「外観はアダルトショップにしか見えないのに入ってみると開業医のクリニックのようになっていた」といった報告が多数存在している。
外観に対して実際の階数や部屋面積が一致していない、ということもよく起こりうる。
Level 11 N 内部の空間は非常に不安定であり、空間同士の繋がりや構造が絶えず不規則に変化し続けていることが知られている。
Level 11 N を探索する・あるいは拠点とする場合、地図を作成するのはほぼ不可能かつ無意味であること、及び頻繁に意図していない場所に移動しうることを認識しておく必要がある。
また現状信頼に足る情報はないものの、「空間が変化する際に運が悪いと奈落に落ちる」という噂も存在している。
Level 11 N においては後述する「接客用ロボットに似た実体」を見つけることで食料を確保することができる。
また、アーモンドウォーターや衣類等の有用な物資も時折発見される。
実体
エビ
Level 11 N の道路上で稀に確認される、軽自動車程度の大きさの巨大なクルマエビのような実体。
30km/h 程度の速度で常に走行している。
放浪者に対しては基本的に興味を示さないが、声を出して呼び止めるとその場で急停止する。
背中に乗ると意識した方向に向かって走り出すため、一部の放浪者はこの実体を移動手段として利用している。
一方、室内においてもこの実体の幼体と思われる一般的な大きさのクルマエビに似た実体が時折確認される。
明確な実害はないものの、不衛生な場所に発生していることが多いため一部の放浪者からは嫌われている。
食用にはなるものの、生息環境等を考慮すると生食は避け可能な限り加熱処理を行うべきである。また、やや腐敗が進みやすいことにも注意を要する。
食味はクルマエビのものに似ているが、若干特有の臭みがある。
接客用ロボット
Level 11 N の屋内で確認される、一般的な接客用人型ロボットに酷似した外見の実体。
放浪者に対して接客用のアナウンスを行うが、その内容は定型文を延々と繰り返すのみであり意味をなしていない。また接客を行った放浪者を常に視線で追い続けるような行動を取る。
胸部のタッチパネルを操作し、食べたい料理の名前を入力すると不明な方法でそれを提供する。
入口と出口
階層への入り方
- Level 10 N で派手な看板の出ている部屋を見つけ、そこに入ると Level 11 N に到達する。
- Level 433 N でナンバリングが「11」のカプセルルームで眠ると Level 11 N に到達する。
- Level 71 N で各フロアの階段近くの窓から落下すると、高確率で Level 11 N に移動し、低確率で何処かへ消失する——おそらくは奈落へ。 Level 11 N に移動する場合でも、高度 10 m 以上の中空に現れて落下することになる。
階層からの出方
- Level 11 N で看板の出ていない雑居ビルに入ると、 Level 500 Nに到達する。
- Level 11 N で多数の提灯が飾られている雑居ビルに入ると、 Level 888 N に移動する。
- Level 11 N で看板が全て消灯されている雑居ビルに入ると、Level 9 N に移動する。

