Level 11.5 N とは、バックルームに於けるLevel 11 N の副次階層である。
Level 11.5 Nで撮影された写真。詳細不明。
概要
Level 11.5 Nは、Level 11 N の繁華街に似たビル郡で構成される階層である。しかし、街に存在する照明が全て赤く光っており街全体が赤く照らされている、警報器が至る所に存在する、後述する黒い実体が存在する等の相違点が存在する。
この階層では、放浪者は常にどこかから視線を感じるという報告がなされているが、それが後述する実体によるものなのかは定かではない。しかし、視線と同様に足音も聞こえる事があり、1それが放浪者の精神衛生に多大な負荷を与えている。
この階層の建物は基本的に施錠されておらず侵入する事ができる。しかしこの階層はLevel 11 N と違い物資が極めて少なく、入る利点は余り存在しない。
この階層に存在するビルには有用な物資が置いている事もあるが、それ以上に赤透明の、腐食性の液体が多い。通常であればアーモンドウォーターや水等とは区別する事が可能であるが、この階層は常に赤い光で照らされている為、この液体を区別する事が難しく、この階層では飲料の摂取は慎重になるべきだろう。また、この階層では黒くぼやけた人形の実体が現れる事がある。実体は、基本的に放浪者には興味が無い様であり、階層内を動き回っているが、後述する異常現象が発生している際には敵対的になる為注意が必要である。
異常現象
この階層では、時折照明が激しく明滅し、それと同時に激しい警報音が鳴動する事がある。この際は前述した実体が攻撃的になる事で知られている。異常現象は大抵一日置きに発生し、2~3時間程継続することで知られている。実体は足が速く、近くに脱出出来る地点が無い限り逃げきるのは困難である。その為、当該現象が発生した場合は見つからない限りロッカーやトイレ等の閉所に隠れる事をお勧めする。
また、以下はその事象に遭遇した放浪者が纏めたダイアログである。
[ダイアログ]: Level 11.5 N
経緯
- Level 11 N で出会った複数の放浪者と行動を共にしていた。
- Level 11 N からLevel 11.5 Nへの移動。
- 突如として照明の激しい明滅、警報器の鳴動。
- 実体からの追跡。
行動
- 実体が私達を捕捉、追跡を開始する。
- 恐怖を感じ、小走りで逃走するも、実体もそれと同等の速度で追跡をしてきた。
- 実体を振り切って路地に逃げ込み、裏口の扉からビルに侵入した。ビルの中の構造は無秩序であり、ひたすらに個室トイレが設置されていた。これ以上実体が追いかけてくる様子は無く、実体を撒けた事を確信した。
- 実体から逃げきれた事に安堵し、トイレで用を足していると、隣室の扉が閉まる音がして、下部から黒い靄が漏れ出ていた。その事に対して音に釣られて他の実体が寄ってきたのかと思い、強い恐怖感を覚えた。その為、用を足すと直ぐに仲間と共に逃亡した。
- 廊下を走って逃げていた途中で後ろを振り返ると、複数の実体が私達を追跡しており、かなり恐怖を感じた。
- どうにか扉を発見し外に出ると、行動を共にしていた仲間の一人が転倒し、実体に追い付かれた。すると、実体の内の一つが仲間に覆いかぶさり、他の実体がそれとくっついて一つの大きなスライムの様になった。仲間を助ける為、持ち物を投擲して攻撃した。その際、この階層で拾った飲料を実体にかけたら、実体の靄が晴れて熔けていった。この際、少しの間実体の正体が露になったが、それは首無しに類似している様に思えた。また、仲間は実体に向かって重なり、やがて消えていった。恐らく、外れ落ちたと思われる。
- 実体が地面に這いつくばっている間に、我武者羅に遁走したらLevel 11 N に到達した。
以上
備考
当初、この報告を受けて実体にはアーモンドウォーターが有効であるとの仮説が立てられたが、この放浪者は階層内で取得した飲料を使用しており、尚且つこの階層にはアーモンドウォーターがほとんど存在しない為、放浪者が使用した物はアーモンドウォーターではなくこの階層で頻繁に発見される赤い酸性の液体であるとの説が有力であると考えられる。
入口と出口
階層への入り方
- Level 11 N から Level 11.5 Nへ移動したという報告が複数存在する。この際、放浪者は必ず赤一色のビル群や廊下に侵入したと報告している。
階層からの出方
- 自販機2を発見しメロンソーダを購入、喫食する事でLevel 11 Nに移動する。
- 緑一色のビル群や廊下に侵入する事で、Level 11 N に到達する。
- 実体に追い付かれ、実体へと外れ落ちる事でLevel 9 Nへと到達したと報告した放浪者が存在するが、現状実体に外れ落ちて他の階層への到達報告を行った放浪者が一人しかいない為、大半は奈落に移動していると考えられている。

