4 月 4 日
評価: +27+x
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危険度: n/a
空間信頼性: 不明
実体信頼性: 不明
情報提供待ち

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4 月 4 日の写真

4 月 4 日は、 The Backrooms における例外階層の一つである。

報告

4 月 4 日に遭遇したという報告は、その全てが「 4 月 4 日に外れ落ちを実行した際に、突如その報告者が認識していた法則を無視して別の空間へ移動した」というように遭遇の経緯を述べている。しかし、このような報告は年に一回あるかどうかであり、生存バイアスなどの様々な情報の偏りを考慮した精査が不可能な状況にある。このため、その危険度は判定されないまま N/A になっている。

形態

4 月 4 日は、最上部の写真が示すように、現実空間の高架橋の周辺を切り取ったかのような空間である。すなわち、あなたが 4 月 4 日に足を踏み入れた場合、自身の真上を遮る形で高架橋がかかっており、そこから地表面へと無機質なコンクリートの支柱が立ち降りており、それらも自分自身も含めて金網が取り囲んでいることに気付く。足元の地面を緑色の防草シートが覆っており、その隙間から立ち枯れたススキや低木などが疎らに生えている。

4 月 4 日の全体を金網が囲んでおり、 4 月 4 日の外側との出入りを遮っている。その金網の一箇所には門扉があり、それを南京錠が閉鎖している。その金網の更に向こう側で、この空間を四方で囲むように四本の道路が走っており、この空間を長方形状に区切っている。それらの道路の更に向こう側は、現実空間の日本に類似した様相であり、郊外の住宅街という雰囲気である。しかしながら、案内標識に類する物体は、例外なく何らかの手段により引き剝がされた状態になっており、まるで場所の特定を拒むかのようである。

4 月 4 日は、それに遭遇した人間が確認できうる限りにおいて常に夕方である。この空間を夕日が絶えずに照らしており、それを高架橋が遮り影を落としている。その気温は少し寒さを感じるくらいであり、その空気は乾いている。この空間は常に快晴であるが、黄砂が混じった強い風が頻繁に吹いている。大量に存在する黄砂のためか、この空間の夕日は黄色く染まっており、それに伴って空間自体も黄色い色味を帯びて不気味にも感じられる。

現象

4 月 4 日に進入した人間が、そのことに気付いて最初に感じることは、ここに閉じ込められているのだという圧迫感と、自分自身は何らかの禁止事項に抵触しているのではないかという不安感である。自分自身が外れ落ちようとしたのは許されないことだったのではないか、この空間から出ようとすることは恐ろしい罰を招くのではないのか、というような思考が、後から思い返してみれば不自然なほど頭の中で渦巻くようになる。そして、この空間を金網が取り囲んでいることに気付くと、この空間から外へ出ることは恐ろしい罰に繋がるのだと異常に確信するようになる。このため、何気ない行動が実は禁止事項に抵触しているのではないかという疑いも抱くようになり、そのまま棒立ちになる。控えめに周囲の物体を観察したり写真を撮影したりすることもあるが、それでも金網に近付くことはない。

4 月 4 日に進入してから暫く時間が経つと、この空間の道路を車が走り抜けたり、その道路の脇を人間が歩いてくることに気付く。これらは、こちら側を明らかに視界に入れているのにも拘らず、こちら側に対して何ら反応を示すことはなく、こちら側からも禁止事項に抵触することを恐れて干渉を試みることは出来ない。そうして、何も出来ずに立ち尽くしていると、この空間の高架橋の上を電車が走り抜けるのを音と振動により感じ取る。その本体は高架橋に隠れており、どのような電車が通過しているのかを確認できないままである。 4 月 4 日に遭遇したという複数の報告の間で、これらの人物と車両についての記述は、どのようなことに気を留めるかの違いはあるにせよ、そのタイミングも含めて、齟齬なく一貫している。このため、この空間に進入者があるたびに、初めから記録を再生するが如く同じ出来事が繰り返されているのではないのかという説がある。

4 月 4 日の報告の中で共通して、とりわけ強い印象を伴って書かれている出来事が複数ある。一つ目に、電車の通過がない頃に、黒いシルクハットと黒いコートを身につけた老紳士が、道路の向こう側の歩道を通ることである。二つ目に、電車の通過が三回目になり、その音が遠くへ消えた時、その頭部にオレンジ色で "V" 状に大きく尖った部分を持つキャラクター1のぬいぐるみを持って嬉しそうな笑顔を浮かべた子供と、その子供と手を繋いだ女性が、近くの歩道を通ることである。三つ目に、電車の通過が四回目になる時に起こることである。

4 月 4 日の中で、電車の通過が四回目になり、その姿のない巨体が自分自身の真上に到達するかという瞬間、轟音が鳴り響く。巨大な鳴動が地面を揺らし、金属が潰れて裂ける音が一瞬のうちに幾重にも生じる。それらが全身へ襲いかかり、そして嫌に重苦しい静寂が訪れる。それが何を意味するのか考える余裕もなく、ただ身を縮こまらせていると、周囲の風景が溶けるかのように崩れていく。自分自身も暗闇の中へ落ちていき、意識を失う。

再び意識を取り戻すと、 Level 0 の黄色い壁で曖昧に区切られた空間の中心で立ち尽くしている。

入口

  1. 4 月 4 日に外れ落ちを実行した際、突如それまでの法則を無視して、 4 月 4 日へ移動した、という報告が極少数ある。

出口

  1. 4 月 4 日にしばらく滞在すると、 Level 0 に移動する。
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